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オリジナルエコバックで寄付金を~JCI春日部の取り組み~

2020/09/30 09:00

令和2年7月1日より、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題の取り組みの糸口として、レジ袋が有料化となった。埼玉県の公益社団法人 春日部青年会議所(以下JCI春日部)は現在SDGsに取り組んでおり、春日部市とパートナーシップを締結している。SDGs推進の取り組みとして、JCI春日部は9月10日から3日間、オリジナルエコバック(1個500円)を販売した。このエコバックはただ販売するだけではなく、販売によって得た収益金を被災地の義援金とし、作成費含む収益全額を日本赤十字社へ寄付するという企画で実施された。
春日部の名産品である完熟梨がデザインされたオリジナルエコバック。

日本では近年、各地で自然災害が発生しており、多くの人命や財産等が失われている。2020年7月には、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、7月に発生した九州地方の豪雨によって1万棟以上の家屋が浸水した。
「大規模自然災害は、広い範囲で甚大な被害を及ぼす事に加え、復旧には長い年月と、復旧に向けた多大な努力と協力が必要であると考えられます。そのような状況の中、地域社会及び国家の発展を図る団体として、困難な状況にある人たちのことに想いを巡らせ、多くの人が助けを求めている被災地へ向けて、積極的な行動をし、支援を行っていくことが大切であると考え、今回の企画を実施しました。」とJCI春日部の田中寿興理事長。(以下田中理事長)

1日目と2日目は春日部市役所本庁舎、3日目はイオンモール春日部で実施された。開催期間中は新型コロナウイルス感染拡大防止として、以下の対策が行われた。
◆備品として、アルコール消毒液を常備しておき、販売員に関してはフェイスガード及びビニール手袋を着用し、直接来場者の方への接触はしないようにする。
◆販売時に混雑してしまったときは、ソーシャルディスタンスをとれるように、床に2m程度に目張りをする。
◆販売時の金銭の受け渡しの際はゴム手袋(ビニール手袋)を着用する。
◆大きな声での呼び込みは行わないようにする。
◆販売者及び混雑時の来場者に対しての検温の実施。

レジ袋有料化にともないエコバック販売をすることで、メンバーのSDGsへの関心が深まり、意識変革のきっかけとなったという。また、行政との連絡調整、ホームページ・SNSでの発信・地域情報誌への掲載・掲示板を活用し、広報活動を続けたことにより、多くの方にJCI春日部を知ってもらい、今後の運動へのモチベーションアップにも繋がった。

「本年は新型コロナウィルス感染拡大によってJCI春日部では思うような例会・事業ができず、困惑する時もありました。そのような状況でメンバーが一丸となって考え、“こういう時こそJCI春日部が今まで培ってきたものを還元し、地域に貢献していきたい!”その想いで本事業を計画して参りました。今回の事業で終わりではなく、経験を活かして更に力強い運動展開をしていきたいと思います。」と田中理事長。

3日間で集まった金額は314,000円。また、近隣の公益社団法人 草加青年会議所でもエコバック販売を実施し、277,000円の義援金を集めることが出来た。災害によって被害を被った方々への一日でも早い復興を願い、どうしたら地域を巻き込めるかを考え、SDGsの周知にも取り組んだJCI春日部。今後も春日部市のSDGs推進をリードする団体であってほしい。

公益社団法人 春日部青年会議所
2020年度スローガン
『今、歩むべき道に徹する~これからの未来を生きる子ども達の為に~』
URL:http://www.kasukabe-jc.com/

text by ソウ