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コロナ禍でも出来る!親子で体験事業♪

2020/09/19 09:00

高温多湿の夏になればインフルエンザと同じく新型コロナウイルス感染症の流行もおさまるのではないかという当初の楽観的な考えも今ではすっかり聞かなくなった。新型コロナウイルスの影響は一体いつまで続くのか。このような先行き不透明な状況が未だ続くなか、公益社団法人大垣青年会議所(以下JCI大垣)は、コロナ禍の対応として、動画配信による体験例会を実施した。本例会の担当者 JCI大垣まちづくり室青少年育成委員会の栗田裕介委員長(以下栗田委員長)にお話を伺った。
「本事業は新型コロナウイルス蔓延の影響による感染リスクを抑えるため、JCI大垣初の試みとして、参加者と対面しない対外例会となりました。今回は新学習指導要綱に基づき、子どもたち自らが主体性を持って行動する力、また、物事を成し遂げる過程の中で親子とのコミュニケーションを通して他者を思いやる心を育むことができるように各体験を企画しました。(栗田委員長)」
左:栗田委員長 右:体験事業で挨拶するJCI大垣の藤塚茂之理事長

本事業では“他者を思う心を育み、主体性を持って行動できる人財になる契機としてもらう”ことを目的に掲げ『OGAKI JCチャンネル~おやこまなびウィーク にしみのいいとこ~』と題し、オンラインにて自宅でできる体験事業が実施された。
小学校で必修科目となったプログラミング体験、大垣市の銘菓である水まんじゅう作り体験、岐阜の木を使った木工体験の動画を当選者に配信し、体験してもらう。小学校3~4年生の子どもとその親が対象だ。

各体験は西美濃地域の自然、文化を知ることで豊かな人間性を育み、また新しい教育の在り方に触れ論理的思考力を身に付けることができるよう考慮した。どの体験においても単純に作り方、体験の進め方を紹介するだけでなく、体験前の講演、体験内での紹介において、なぜこの体験を行うのかを参加者に理解してもらった上で実施。また、動画の作成において、動画の撮影角度やカメラワーク、テロップ等、動画作成をする企業と打ち合わせを重ね、参加者がより分かりやすく体験できるよう、青年団体として地域の子どもたちの健全な育成、地域の教育の発展促進の一端となれるよう考えらえれた構成となっていた。

体験事業によって、親子で協力する場面を設け、互いにコミュニケーションを図る機会が生まれた。また、動画を通して子どもが親と一緒に行い、慣れてくるにつれ、子どもが主体となって行うことができたという意見もあった。WEBでの開催については、動画に慣れている世代ということもあり、好評であった。オンライン開催のノウハウは学ぶ必要はあるが、今後もオンラインでの開催には積極的に取り組んで良いのはないかと確信したという。

「今年度から学習指導要綱が改訂され、従来の詰込み型の教育から、子どもたち自らが主体性をもって行動する力、即ち“生きる力”を育むための教育へと変わります。生きる力を育むためには、確かな学力・豊かな人間性・健康、体力という3つの要素を養わなければいけません。教育の在り方が変化する中、人格形成において重要な時期を過ごす子どもたちがそれぞれの要素を育むためには自分が生まれ育つ地域の文化に触れ、人とのコミュニケーションを通して物事を成し遂げるといった自分に自信が持てる環境が必要だと考えます。主体性を持って行動できる人財は、今後更に大きく変化する社会環境の中で、自らが未来を創造できる人財となり、この地域社会を牽引し豊かにしてくれるに違いありません。(栗田委員長)」

感染症の影響で通常の生活ができない今の社会環境だからこそ、JCI大垣は子どもたちのために普段とは違った手法で取り組むことができる新たな人財育成の機会とした。今後起こり得る、有事の際のモデルケースになる事業でなったのではないだろうか。


公益社団法人 大垣青年会議所
2020年度スローガン
『微粒結集~共に手を携え社会に尽くすリーダーの集団であれ~』
URL:https://www.ogaki-jc.jp/

text by ソウ