• HOME
  • 社会の成長に繋がる人材育成とは?評価制度の導入について

社会の成長に繋がる人材育成とは?評価制度の導入について

2020/08/20 09:00



◆人事評価制度を取り入れるにあたり、どのようなことから始めましたか。

ー山口氏:まずは会社の理念に沿った人材であってほしいと思い、下記の2つを取り入れました。
1.経営理念を改めて文章化する。
経営理念はもともとあったのですが、掲示することにしました。
2.経営理念と基本方針をキーワードに、給与体系やグレードに反映。
基本方針は、接客、商品、社員、組織、地域としての立ち位置で考えています。簡単なことですが、相手を思いやる想像力、笑顔で働く、感謝の気持ちを忘れないなど、具体的な行動を示していきました。また、新入社員や役員などの役職によりレベルも分けています。役職の中でも評価を4段階に分け、レベルが上がると給与が上がる仕組みにしています。ただ、給与が上がればやらなければいけない業務も増えます。人それぞれ業務も待遇も変えています。

◆従業員の方は具体的に取り組むことはありますか?

ー山口氏:従業員にはチャレンジシートを書かせています。自分の社会人スキルとして何をレベルアップさせたいか、どのように推進していくのか。例えば、〇ヶ月で勉強して、会社で〇〇を作って・・・など手順を考えさせます。個人として、会社として、業務スキルとして何を達成するのか、目標を立ててもらいます。そして現場リーダーが月1回、面談を行い、目標などを明確にしています。アルバイトやパートの方にも取り組んでもらっています。
エクセルやプログラミングを勉強させ、仕事で使うように指導したりもしています。

◆人事評価制度を取り入れて、従業員の方は変わりましたか?

ー山口氏:導入した当初は戸惑いや不満ばかりでしたね(笑)“自分が頑張っていることが評価されない”と。会社として求めていることと本人が頑張っていることは必ずしも一致するわけではありません。給与を上げようと思ったら、今よりもレベルアップをする必要があります。導入して3年経ち、評価を上げるために会社の理念を考えて、それに沿った仕事をするようになった従業員もおり、良い部分にも目がいくようになってきたと感じます。

◆教育を取り入れることで今後どのようなことを期待しますか?

ー山口氏:人事評価制度を取れ入れる際、私自身、“評価させることが目的ではなく、成長させることが目的”だということに気付きました。評価制度を取り入れる以外にも、自分が良いと思ったものは積極的に紹介するようにしています。少し前からオーディオブックにはまっているのですが、それを従業員に紹介したところ、一部ではブームとなり、良かった本を共有することが出来ました。
“ITに強い人材になってもらいたい”、“他者のことを思いやるような人になってほしい”と常にそういう気持ちで接しており、社員が成長してくれることがとても嬉しいんです。私は、社会の成長は人の成長の積み重ねだと考えます。これからは、教育と昇給を連動させることで会社を良くするという好循環を目指しています。



山口氏が個人的に取り組んでいるSDGsとして、My水筒を持ち歩いているという話をしてくれた。今年1月から水筒を持ち歩くようになって、なんと購入したペットボトルの本数は10本以下だという。
「人に何かを伝えたい!人を成長させたい!」そんな強い気持ちを持つ山口氏。山口事務所の従業員全員がマイボトルを持ち歩く日もそう遠くはないだろう。


山口 幹夫/Mikio Yamaguchi(JCI立川)
行政書士法人 山口事務所
https://y-office.tokyo/

多摩八王子地域の自動車登録等の申請や車庫証明(保管場所関連業務)に関して、長年の実績があり、自動車登録に関して日本有数のノウハウをもった行政書士法人。自動車特有の知識から法律的な問題まで、高い水準でお客様をサポート。
普通車・軽自動車・二輪車などの移転・変更・抹消・新規登録など、自動車に関する申請代行すべてに対応している。

text by キャサリン