• HOME
  • 日本人は1日450万食もハンバーガーを食べている!? ハンバーガー業界の「良い」取り組みをまとめてみた。7月20日はハンバーガーの日。

日本人は1日450万食もハンバーガーを食べている!? ハンバーガー業界の「良い」取り組みをまとめてみた。7月20日はハンバーガーの日。

2020/07/20 22:12

7月20日はハンバーガーの日。1971年7月20日、マクドナルド日本第1号店が銀座でオープンした。それからちょうど25年後の1996年7月20日に、日本マクドナルド株式会社が1号店オープンを記念して制定した。
ちなみに、日本では1日に450万食のハンバーガーが消費されるといわれている。
7月20日がハンバーガーの日と知った記念として、今回はハンバーガーチェーンが行っている「良い」取り組みをまとめてみた。

環境問題に取り組むマクドナルド


ハンバーガーを包む紙の多くは、木から作られたバージンパルプを原料としている。日本マクドナルドは、ハンバーガーの包装紙および紙製容器のほぼ100%について、2018年6月時点で森林管理協議会(FSC)が認証した製品に切り替えた。FSCの認証を受けた紙は、適切に管理されている森林から切り出された木材を原料としている。消費者がラベリングされた木材を選択することにより、たとえ海外で生産された木材でも、環境や社会に大きな負荷を掛けずに生産された製品(木材)を選択できるような仕組みとなっている。また、店舗で使用しているパーム油についても、2015年から「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」が認証した製品への切り替えを進め、フライオイルについては2018年末時点でそのすべてがRSPO認証品となった。

パーム油は便利だが問題も多い

では、なぜパーム油をRSPO認証品にすることが「良い」取り組みになるのか。
パーム油は様々な使用用途があり、大変便利で且つ安価な油であるため世界中で重宝されている。
食品では、ポテトチップスやカップラーメン、フライドポテトを揚げる際に使用され、マーガリン、チョコレート、アイスクリームなどにも使われている。パーム油は生産されたものの約8割が食品業界で使用されているといわれている。その他にも、化粧品・パーソナルケア用品、洗剤、医薬品などの消費生活用製品からバイオ燃料に至るまで利用されており、我々の生活にはなくてはならない油である。

利便性の高さだけでなく、パーム油は他の植物油脂と比べ単位面積当たり5~8倍の油が収穫でき、さらに安価なので、1990年代から急速に需要が伸び、今では大豆を抜いて世界で生産される植物油脂のトップとなっている。(2015年)

しかし、そのパーム油の生産拡大が環境問題に大きな影響を及ぼしている。
パーム油の原料となるアブラヤシの約85%はインドネシアとマレーシアで栽培されており、インドネシアとマレーシアでは、過去20年の間にアブラヤシ農園を作るために約360万ヘクタールもの森林が伐採された。その影響もありボルネオ島のオランウータンの生息数は、過去100年間で90%減少。アブラヤシ農園開発により熱帯雨林や泥炭地が失われ、森林火災やメタンなど温室効果ガスの排出、野生動物の絶滅の主な原因になっていると言われている。
日本マクドナルドがRSPO認証のパーム油を使うということは、RSPOの活動に賛同していることになり、それはすなわち環境問題解決に寄与することになる、という仕組みだ。

しゅみたん