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54年間人を動かし続ける井原の交流事業

2017/01/15 13:00

まちづくりで目覚ましい活躍をみせるLOMもあれば、 工夫をこらした人財育成に注力するLOMもある。特色ある取り組みや熱い志など、全国のLOMの「今」をお伝えする。

54年間、井原JCの創立の年から続いている事業がある。心身に障がいのある児童生徒と市内小学生との心の交流を図る「なかよし運動会」だ。

第1回が開催されたのは昭和38年。当時の障がい児教育への社会的認識は、現在とくらべてかなり閉鎖的だったといえる。そのなかで、「心身に障がいのある児童との交流、そして保護者の慰労の場を設けたい」、その思いに突き動かされたメンバーにより、事業は打ち立てられた。

場所は井原市内の小学校が持ち回りで担当。障がいのある児童とその保護者を招待し、担当小学校の生徒とダンスやかけっこなどのプログラムを協力して行う。食事は、高校生ボランティアと井原JCメンバーがカレーを手づくり。食後には各教室で、生徒がこの日のために準備したアトラクションを皆で楽しむ。現在では学校および保護者からの理解が十分に得られ、関係学校と井原JCで構成した「なかよし連合」という組織により運営が行われている。

理事長の花田は言う。「井原JCの活動が長い時間をかけて社会の合意を得、地域の方々が自ら行動を起こしていただけるまでに成長した貴重な事業。未来に向けてさらに発展させたい」

公益社団法人 井原青年会議所