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国連大使のサステナブルな取り組み

2020/06/26 13:00

公益社団法人日本青年会議所(以下JCI日本)は、次世代を担う子供たちを対象に、国連へ協力を仰ぎながら、世界の現状や問題点を知り、グローバルな視点をもった世界に貢献する人材として成長してもらうための日本人育成事業を2011年から毎年継続的に行っている。金丸泰山さん(以下金丸さん)も昨年「少年少女国連大使」としてこの事業に参加した一人だ。昨年の経験を踏まえ生活や考え方に変化はあったのだろうか。金丸さんに伺った。
2019年少年少女国連大使金丸泰山さん




ー国連大使に応募したきっかけを教えてください。

『私は、海のそばに住んでいてよく遊びに行くのですが、砂浜の無数の小さなプラスチック片が気になり、このままでは海が汚れると危機感を覚え、その日を境にビーチクリーンを始めました。しかし、いくら拾っても減らなかったので、元から絶たなければいけないと考え、何かできないかと模索していたところ、国連大使の募集を知りました。国連大使になると実際に海外行くことができて、環境改善に対する多くの取り組み事例を知ることができると知り、そのノウハウを持ち帰り地元の環境改善に活かせるのではと思い応募しました。』
地元の海岸でビーチクリーンをする金丸さん


ーなるほど。地元の環境を守りたいという強い思いから、参加を決めたのですね。では、国連大使に参加したときに印象に残っている出来事はありましたか?

はい。スウェーデンでの市内散策が特に印象的でした。スウェーデンはサステナビリティランキング第1位を2016年より3年連続獲っているだけのことがあり、市民の生活レベルまでSDGsが浸透していて、街中に環境を意識した工夫がされていました。生ごみで走るバス、生産者から消費者の手に届くまでに排出されたCO2量が書かれたメニュー、ペットボトル全面廃止などの環境に対する取り組みを行うことで倒産から建て直したホテルなど。私はこれらの取り組みをどのように日本で実現させるか、実現すればどうなるのか、考えるだけでワクワクし、終始鳥肌が止まりませんでした。
スウェーデンの生ごみで走るバス

ーSDGs先進国であるスウェーデンの取り組みを肌で感じることができた、素晴らしい体験でしたね。では帰国してから、地元に取り入れたSDGsの取り組みは何かあるのでしょうか?

地元目抜き通りのSDGs化を進めています。既に数店舗に共感していただき、SDGsに取り組んで頂いています。パン屋での容器持参によるエコ値引き、パン屋の隣の器屋にパン屋で使える容器の販売によるパートナーシップの確立、整骨院でのタオル持参による紙ごみ削減などが実現しました。今後は、スーパーでのレンタルエコバックBOXの設置によるレジ袋削減、フェアトレード商品の導入、各店舗で取り組んでいるSDGsの目標の掲示などを提案していこうと考えています。
地元を積極的にSDGs化する金丸さん

ー積極的に行動されていて、素晴らしいです。最後に、同世代の人に伝えたいメッセージをお願いします。

日本の事をもっと知って欲しいと思います。ある課題に対する日本での意識、取り組みを知っていれば他国に行ったときに日本の共通点、相違点がわかり、そこから新たな発見、考え、解決方法が見えてくると思います。

ー金丸さんありがとうございました。



最近ではダイビングの資格も取得し、海の中の地球環境にも取り組むようになった金丸さん。
国連大使の経験が彼の成長を大きく加速させ、SDGsのゴール達成に着実に近づいていることは間違いない。



公益社団法人日本青年会議所は2020年グローバルユース国連大使を募集しております。(まだ若干名空きがあります)
世界に貢献する日本人の育成を目指し、高校1~3年生を対象にJCI JAPANグローバルユース国連大使育成事業~Youths, be ambitious!World Web Summit GOAL.6~を実施。

【募集期間】 
2020年6月1日(月)~6月30日(火)
【応募資格】
①日本国籍である高校1年生~3年生が対象(2020年4月1日時点)
②事前研修、World Web Summitの全日程に参加でき、申込書・同意書・推薦書を提出できる方。
③事業後に参加者自身の推薦青年会議所と地域において、啓蒙活動(報告会orWeb報告会)を実施できる方。
④日常英会話ができる方。
https://www.jaycee.or.jp/2020/global_youth_entry

【問い合わせ先】
担当:公益社団法人日本青年会議所 国際グループ国際協力関係委員会 副委員長 青木哲平
メール:2020globalyouths@gmail.com

text by ソウ