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地下壕電信司令室跡で説明を聞く高校生

同年代で散った命に、地元の高校生達は何を感じたか

2017/08/15 13:00

まちづくりで目覚ましい活躍をみせるLOMもあれば、 工夫をこらした人財育成に注力するLOMもある。特色ある取り組みや熱い志など、全国のLOMの「今」をお伝えする。

かつて神風特攻隊が飛び立った場所を、地元に住む高校生らが思い思いに歩く。ひとりひとりがシャッターを切り、同年代で消えた命を思う。

鹿屋航空基地―特攻基地としては薩摩半島側にある知覧が有名だが、規模は人員・機体数ともに鹿屋が上回る。現在は海上自衛隊が配置される、本土最南端の国防の要だ。 鹿屋JC主催の平和事業にて、市内の高校生らが基地跡や地下壕などの戦跡を訪れたのは2015年9月。各々がカメラを携えて歩き、戦跡ガイドの方による解説に聞き入った。高校生らは撮影した写真の中からそれぞれ一枚を選び、学び感じたことを添えて作品とした。これらは市役所に展示され、まっすぐで真摯な姿勢が市民の心を打った。

この試みは戦後70年記念事業の一環として行われたが、青少年育成はもともと、鹿屋JCが特に力を注ぐ分野だ。

たとえば本年度の目玉は、日本JCのカリキュラム「みらいく」。実施校では生徒、保護者ともに反響を得ており、10月までに、大隅半島にある全9校で行う予定だ。

「今後もさまざまな手法で、地域の子どもたちの育成に寄与できれば」と語る有村良一理事長の目は、覇気に満ちていた。

公益社団法人 鹿屋青年会議所