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浜上勇人香住町長に消毒液を寄贈するJCI香住中村理事長(中央)

香美町に活気を!JCI香住が香美町商工会青年部と協同で消毒液を寄贈

2020/06/29 12:00

新型コロナウイルスが猛威を奮っている中、全国各地で消毒液が不足し、入手困難な状況が続いている。
このことは、いまだ新型コロナウイルスへの感染者が確認されていない兵庫県但馬地域でも同じだ。
そこで、地域の20代から40代の青年によって構成される一般社団法人香住青年会議所(以下「JCI香住」)は、2020年5月27日、香美町に対し、香美町商工会青年部と協同にて、手指用消毒液3リットル・60本(合計180リットル)と噴射ポンプ付専用ボトル96本を寄贈した。
これを受け、同町町長・浜上勇人氏は「消毒液は入手が未だに困難な状況。公的な施設と、民間にも周知して、できるだけ皆さんの志が届くように配布を検討したい」と感謝し、消毒液を必要とする学校や病院、介護福祉施設などのほか、民間事業者にも配布し、感染病予防に役立てていく旨を示している。



そもそも、どのような想いから、今回の寄贈に至ったのか。
また、いまだに入手困難な状況の中、どのようにして消毒液を入手したのか。
さらに、どのようにして、商工会青年部と協同することになったのか。
JCI香住の本年度(2020年度)理事長である中村修氏(以下「中村氏」)に話を伺った。

事業への思いを語る中村修理事長

「当青年会議所の存在する但馬地域では、たしかに、新型コロナウイルス感染者は確認されておりません。しかし、当然のことながら、感染者が確認されていない地域の住民でも、新型コロナウイルスや感染への不安を抱えているのは同じで、このような人たちは、但馬地域にも多くいらっしゃいます。また、全国的な各種規制が行われた結果、やむを得ないながらも、町自体の活気が下がってしまう事態も、同様に生じてしまっていました。
このような、コロナ禍の自粛による経済・教育の停滞。これを新たな課題と捉え、私達が何を出来るか考えて、その結果出された考えを実施する。そのための機会を、私たちが創出する必要がある。このような想いから、当青年会議所の5月例会で『今私達が出来ること』というテーマにて、地元の他青年団体から多数の参加者を迎えて、ディスカッションをすることとしました。



時世柄、Web会議による開催となったディスカッションでは、“イベント、支援事業、寄贈”の合計3つのグループに分けてディスカッションを実施しました。
すると、医療関係者を家族に持つ参加者から「香美町の医療用アルコール消毒液のストックが少ない」と言う意見を頂き、これを基に、町へヒアリングしたところ、町のストックが、わずか15Lになるほど枯渇していることが判明しました。
そこで、消毒液を寄贈しようと決めたところ、当団体に、食品系アルコール消毒液の卸代理店を行っているメンバーがおり、医療現場への転用が可能だと確認がとれた為、同メンバーがすぐに手配をしてくれました。香美町商工会青年部の石田雅也部長に『香美町が元気を取り戻すため、地域と一緒に苦難を乗り越えたい』とすぐにご快諾いただけたことや、本事業を通じて地域の活性化において目的を共にする団体同士で連帯感を育む事が出来たことは、大変喜ばしく思いました。」

目的は違うながらも、地域のための行動をする青年経済人の団体としての共通性を持つ青年会議所と商工会青年部の協同活動となったこの寄贈。
この寄贈により、香美町の活気がより早く取り戻され、また、より活気あふれるまちになることを期待したい。



一般社団法人香住青年会議所
2020年度スローガン
『情熱を燃やしいまを突破せよ~より良い未来への前進~』
URL:http://kasumi-seinenkaigisyo.info/

text by トラノスケ