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Stephane Bidouze / Shutterstock.com

子どもたちが「志高い人」となるきっかけをつくる、カンボジア派遣事業

2017/06/15 13:00

まちづくりで目覚ましい活躍をみせるLOMもあれば、 工夫をこらした人財育成に注力するLOMもある。特色ある取り組みや熱い志など、全国のLOMの「今」をお伝えする。

数ある事業の中でも、池田JCがとくに注力しているのが、子どもを対象とした国際事業だ。これまで3度にわたり、中学生たちをカンボジアに派遣してきた。同国は、1970年代から約20年におよぶ激しい内戦で多くの国民を失った。凄惨な過去を背負いながらも雄々しく立ち上がろうとするこの国で、多感な中学生たちが全身で学び、現地の人びとと心を交わす。

2003年の植林、08年の井戸掘りに続き、第3回となる昨年は、ひとりの日本人が開いた村である「IKTT伝統の森」の訪問をメインとした。この村は、カンボジアの伝統的な「クメール伝統織物」の復興と再生に取り組むため、友禅の織物職人だった森本喜久男氏が、何もない荒れ地から作り上げたもの。現在150人が住む。

16人の中学生たちは、学校見学、織物・書道体験、縄跳びやサッカー、食事を一緒に作るなど、2泊3日の多くの時間を、現地の子どもたちとともに過ごした。「他国の文化に接することで、自身の環境への感謝や、人への思いやりを身に付けるという目的の達成を実感するものでした」と、城阪裕二郎理事長は語る。

「こうした他国との交流が、ひいては世界平和につながるはず。今後も時代に即した挑戦を続けます」

公益社団法人 池田青年会議所