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Marian Weyo / Shutterstock.com

地域を確実に巻き込むことで、事業は愛され根付いていく

2017/04/15 13:00

まちづくりで目覚ましい活躍をみせるLOMもあれば、 工夫をこらした人財育成に注力するLOMもある。特色ある取り組みや熱い志など、全国のLOMの「今」をお伝えする。

夕闇の迫る丘に、子どもそして大人たちが、手づくりのキャンドルを携えて登ってくる。半分に切ったペットボトルでつくられ、思い思いに彩られたキャンドルが、緑なす丘の散策路に並べられていく。そして午後7時、2万個におよぶキャンドルにいっせいに火が灯される。広大な丘は光に覆われ、1万人を超える参加者たちは、思わず感嘆の声を上げた。

「キャンドルナイト in ちちぶ」。秩父JCが2011年から継続して主催している事業だ。希望の光が詰まった「子どもたちの思い」を託した企画。開催場所は閑散期を迎えた観光地を選んでいる。

こだわるのは「地元民による参加」へのアプローチだ。いまやキャンドルづくりと設置のボランティアは、幼児から高校生、大人まで、地元の老若男女が積極的に行い、企業や団体による参加も増加の一途。地域を確実に巻き込むことで、事業は愛され、根付く。

太田将司理事長は言う。「少しでも設営側として携わり、ともにつくり上げたという記憶は、地域への愛を感じる端緒となると考えます。秩父JCとして22年間継続している『少年少女国際使節団』(1週間の海外研修)をはじめ、子どもたちとその未来を輝かせる事業に今後も邁進します」

公益社団法人 秩父青年会議所