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『布製マスクを繋ごうプロジェクト』in 水戸

2020/06/08 12:00

茨城県水戸市役所では5月7日から“布マスク回収ボックス”が設置されている。
公益社団法人 水戸青年会議所(以下JCI水戸)が実施している『マスクを繋ごうプロジェクト』の取り組みだ。
企画したJCI水戸の理事長 早川裕之氏(以下早川理事長)に話を伺った。
「政府より“新型コロナウイルス感染拡大防止”の為に“布製マスク”が各家庭に順次配布されています。徐々に通常マスクも店頭に出始める中、大規模な予算を投じ全国への配布が始まりましたが、国民の税金で賄われている予算を1円も無駄にしないことに加え、“布製マスク”が本当に必要とされている方へと供給を満たす為に、青年会議所の柔軟な機能を発揮し、地域に貢献したいと考え実施にいたりました。」

【布製マスクを繋ごうプロジェクト】
政府より配布された布製マスクを使う予定がない方から必要な方へ、マスクを繋げるプロジェクト。
水戸市役所に回収ボックスを設置し、必要な方へ届ける。枚数が多い場合はJCI水戸メンバーが回収をしてくれる。

その他、JCI水戸は5月半ば、水戸市医師会にマスクを寄贈している。当時は、自分たちに出来る事業を考え、今回のプロジェクトを実施。水戸市長からも市役所設置の協力をもらい、企画が決まってから10日間といったスピード感を持って、実施することに力を入れた。
5月末時点で約20枚のマスクが集まっているが、まだ届いていない世帯も多いため、集まっているマスクについては学校等に先行して配布されたものの可能性が高いが、地域からの反応は良いという。

「失った日常の代償は極めて大きく、それまでは顔を合わせて当たり前だった。何かある訳でもないのに、事務局やメンバーの会社、時に居酒屋と、時間を見つけては向かい合っていましたが、コロナ禍を経て、メンバーとの友情や絆、何よりも命の大切さや尊さを慮る機会になりました。また、オンライン会議によって、各種会議の参加人数が増えることもありました。更にメンバー間では、このような危機に直面しながらも、地域に貢献することは人生の中で誇らしい、といった前向きな意見もありました。」と早川理事長。
7月まで自粛が続くJCI水戸にとって、計画してきた例会や事業は思い通りに出来ていない。しかし、この状況下でも新たな発見や多くの学びを手にしている前向きさは見習いたい。
今後もJCI水戸は地域に必要とされる存在であり続けるだろう。


公益社団法人 水戸青年会議所
2020年度スローガン
『過ぎたるは猶及ばざるが如し』
URL:https://www.mito-jc.or.jp

text by キャサリン