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『SENDAI Save the Lives』JCI仙台が支援マッチングプラットフォームを開始

2020/06/03 12:00

新型コロナウイルスの影響を受けている方へ支援マッチングプラットフォーム『SENDAI Save the Lives』がスタートした。
このプラットフォームを企画した公益社団法人 仙台青年会議所(以下JCI仙台)の理事長 木皿譲司氏(以下木皿理事長)に話を伺った。

◆この事業を企画したきっかけを教えてください。

ー木皿理事長:新型コロナウイルスの影響による見通しの立たない状況が続き、政府や仙台市により、社会情勢の鎮静化に向けた様々な支援策が講じられています。また、感染拡大防止に向けた意識啓発が推進されている中、日々変容する社会情勢により生じる局所的な課題に柔軟に対応するネットワークの活用から、市民一人ひとりの安全と生活を守る行動が求められております。私たちは、地域課題の解決へ先駆的に取り組む青年経済人として、JCI仙台のネットワークによる有益な情報発信のもと、地域・市民の安全と生活を守る行動を発信し続けていくことが必要と考え、本プラットフォームの計画を開始しました。

◆新型コロナウイルスに対しての支援事業は様々ですが、なぜプラットフォームにしたのでしょうか?

ー木皿理事長:全国的な非常事態宣言の発令を機に、感染拡大防止に向けた社会啓発が続いていた情勢より、非常事態宣言が解除された地域においても、経済、地域、教育など、地域社会全体に及ぶ「社会課題」が顕在化し、課題やニーズの性質も対象や時期によって日々変容している現状があります。そんな中、行政・自治体は勿論、民間における課題解決・支援策を拡げなくてはならない情勢が続くと想定されるため、『新型コロナウイルス支援プラットフォーム SENDAI Save the Lives』を立ち上げ、支援事業のハードとして配備させていただきました。

◆新型コロナウイルス支援プラットフォーム『SENDAI Save the Lives』にはどのような特徴がありますか?

ー木皿理事長:JCI仙台では、コロナ禍を起因とする社会課題に対し、2つの観点より実効性のあるアクションを起こしていこうと考えています。1つ目は「青年会議所メンバーとして、JCI仙台の看板を掲げて行うコロナウイルス感染症対策事業」、2つ目は「個人として意識啓発やレスポンス重視の支援マッチング」です。
新型コロナウイルス影響の第一段階を越えて、今後、経済・地域・教育など、年代やステータスを問わず広範囲に亘り発生するであろう新型コロナウイルスの二次的な影響に対応するには、支援者・支援内容も多様で柔軟な体制を有し、物質的支援、情報支援、意識啓発など、私たちの暮らしを守る様々な支援をスピード重視で結びつける必要があります。本プラットフォームは、支援を必要とする企業・団体からのニーズを拾い上げ局所的に支援を呼び掛ける他、刻々と変異する社会状況や社会課題を見定め、適宜必要性のある「生きた支援」を寄せ合う仕組みとして活用いただければと考えております。

◆プラットフォームを作成するまでの動きを教えてください。

ー木皿理事長:まず、行政による新型コロナウイルス対策室の現状把握です。聞き込みにより、課題を抽出しました。あと、メンバーからの支援ニーズの収集と支援内容の確認などを進めました。

◆このプラットフォームによって、JCI仙台メンバーの様子は変わりましたか。

ー木皿理事長:“新型コロナウイルスの影響を受けている方々に対しての支援を行いたい”という想いと行動は、JCI仙台メンバー一人ひとりが有しておりましたが、組織として行うべき行動としての判断がつかない事例が多々ありました。JCI仙台では支援プラットフォームに運動論を織り込み、これをハードとして運用することで、今後、メンバー及び地域・市民が展開する行動(支援・意識啓発)をすべて有効に発信していきたいと考えております。
また、JCI仙台として行う新型コロナウイルス対策事業としても、対象を絞り、数多く企画・立案・展開していくハードが整いましたので、今後の事業展開を加速していきたいと考えています。
(自粛中のWEB会議風景:医療従事者に向けてメッセージを描くJCI仙台メンバー)

◆今後、新型コロナウイルスに対しての事業を実施する予定はありますか。

ー木皿理事長:現在、学校休校や教育関連事業の中止判断がなされる中、学びや活動の機会を失った子どもたちに対し、質の高い教育が求められております。私たちは、現在の社会情勢を子どもたちの自発的な行動意識を高める機会と捉え、学都仙台として市民と行政との連携の下、予測困難な時代でも社会の変化に対して、受け身ではなく自ら率先して行動を起こすことが必要であると考え、高校生に向けた「子どもの生きる力創出事業~届け!私たちの声~」事業を実施します。
現在、仙台市内の全高校生に対してアンケートを実施しており、各校代表者によるオンラインサミットを5月30日に開催します。その後、宮城県及び仙台市へ「高校生の声」を提出し、行政と高校生による継続的な協議の場を設定していく予定となります。また、国外高校生とのオンラインサミットについても計画しております。

◆緊急事態宣言は解除となりました。今後のJCI仙台の活動に向けて、想いを聞かせてください。

ー木皿理事長:各組織体が行う事業に関しては、上期に見送らざるを得なかった各種事業について、所信・基本方針が示す趣意を違えない範囲にて手法転換を判断させていただきます。
JCI仙台では、3月から8月に掛けて計画していた国際事業、交流事業、防災事業、青少年育成事業などの開催が中止または延期となり、毎年8月5日に開催されている「仙台七夕花火祭」も中止となりました。
今後も新型コロナウイルスによる社会課題の解決と並行し、平時における地域課題に対しても目を向け、地域・市民の皆様とともに、再計画後の下期における運動を推進してまいります。

【SENDAI Save the Lives】:https://www.sendai-jc.jp/2020/covid-19/


今後も全国各地で新型コロナウイルスの影響は続くが、JCI仙台には『SENDAI Save the Lives』のような支援事業で、地域の未来を切り開いていってほしい。


公益社団法人 仙台青年会議所
2020年スローガン
『Work Together to Create the Future~至誠の精神のもと仙台(まち)の未来を切り開こう~』
URL:https://sendai-jc.or.jp/2020/

text by キャサリン