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みんなを幸せに!JCI枚方の行う「持続可能なマスクづくり」とは!?

2020/05/29 12:00

みんなが幸せになるためには、どこかに無理やシワ寄せが生じてはならない。

新型コロナウイルスが感染拡大する中、SDGs達成に向けて取り組み、日々 持続可能なまちづくりを目指している一般社団法人枚方青年会議所(以下:JCI枚方)。JCI枚方メンバーはいち早く市民と手を取り合い、この困難に打ち勝つべく立ち上がった。

市民を守る!持続可能なマスクづくりとは。

JCI枚方 まちの魅力発信室 室長 北川弘毅氏にお話を伺った。
『まずはJCI枚方としてこの状況下に何が出来るのか。何度も協議を重ね、知恵を出し合って「持続可能なマスク」のアイデアが生まれました。①材料の無償提供→②持続可能な仕組みとマスクづくり→③安全な環境づくり と、このプロジェクトは大きく3つのフェーズに分かれます。

①まずは、地元の企業にお声がけをして、商品の製造過程で生じる「余った材料(端材)」を無償でご提供いただくことができました。余った材料ですので、無理なく、そして快く皆さまからご提供・応援していただくことができました。
②そして、JCI枚方メンバーで、いただいた生地・ガーゼ・ゴム紐を滅菌消毒。個包装して「手作りマスクキット」を作成致しました。のちに市民の皆さまとも協力して作成が可能となるよう、型紙や縫製、洗浄の仕方が分かるようにチラシや動画も作成しておきました(型紙の作成は中学校の家庭科の先生にご協力いただきました)。そして地元の中学生たちにも、自分用に1個、寄付用に2個、計3個の手作りマスクを作成してもらいました。
③出来上がったマスクは必要としている施設へ寄贈していきます。またJCI枚方で作成したマスク作成キットはこの運動にご賛同いただきました枚方市内の全37局の郵便局にて配布いただいております。』

マスク作成キットを配布した郵便局では『大変好評で、すぐになくなってしまいました。』
『心温まる施策をありがとう。』といった声が聞かれた。


当事業の中心となったのは2つの委員会だった。両委員長にも想いを伺った。

共感を生む広報実現委員会 委員長 坪井葵氏は、
『年末から計画していた事業の多くが中止・延期となる中で、枚方のために何ができるのか。何かしたいという想いはあるのに動けない、困惑する日々の中で、信念をもって行動をおこした結果、一人また一人と協力者が現れ、企業や学校、郵便局をはじめ 多くのパートナーシップを実現することができました。この事業が多くの市民、子どもたちに好循環を生み、他の地域にもつながり、思いやりの連鎖が広がることを期待しています。』

持続可能なまち創造委員会 委員長 磯嶋一雄氏は、
『「市民にマスクを配ってるほうが、よっぽど地域貢献やで。」計画していた事業の中止・延期が続いているときのメンバーのたった一言で、「今できること」を考えるきっかけになりました。今年度、SDGsを担当する委員会であったこともあり、「この状況下で、この事業をできるのは自分しかいない」と決意し、企画から実施まで走ってきました。協力・賛同いただける市民や団体、企業を巻き込み中心的役割となって仕組みを作ることができました。』


(JCI枚方:左から、まちの魅力発信室 北川室長、持続可能なまち創造委員会 磯嶋委員長、今西理事長、枚方市立招提北中学校 山本校長と内山先生・大倉先生、共感を生む広報実現委員会 坪井委員長)


まちへ広がった好循環


この事業の良いところは、困っている多くの方にマスクが届くという点ももちろんだが、
・枚方市内でのパートナーシップがしっかりと確立された
・マスクを自分で作れる方々が増えた
・人を思いやる心が徐々に広まっていった
といった波及効果があった。
また、今後マスクが不足した際には自分のことだけを考えてマスクを大量に買うのではなく、同じスキームでプロジェクトが展開できること、そしてこのモデルが他の地域でも実施できる汎用性があることも重要なポイントであり、好循環が広がっていくきっかけとなった。

最後に、会のトップである、JCI枚方 理事長 今西義行氏にもコメントをいただいた。
『コロナ自粛のもと、委員長から「今こそJCができることをしたい」とこの事業が提案されました。単にマスクを配布するのではJCの事業とは言えないのではないか、という議論もありました。しかし、SDGsの視点も取り入れ、JCを中心に地元企業とのパートナーシップの仕組みづくりを目的とすることで実施へ。その後、中学校や郵便局の協力も得られることになり、想定以上に連携の輪が広がりました。協力いただいた企業、学校みなさんには本当に感謝いたします。 』

能動的な変革者として強い気概をもって活動するJCI枚方のメンバー。彼らは枚方市においても「なくてはならない存在」「頼られる存在」であり、明るい豊かな社会を実現するために今日も本気で汗を流しています。輝かしいまち枚方の創造に向けて運動をおこすJCI枚方のこれからにも注目していきたい。


【一般社団法人枚方青年会議所】
2020年度スローガン『 Stay hungry, stay foolish 』
~ 青年として理想を追求し、愚直なまでに率先して行動しよう ~
URL:http://hirakata-jc.jp/


【カウンターパートナー】

■ガーゼ部分(材料提供)
株式会社タナカガーゼ 
https://tanakagauze.raku-uru.jp/
■生地部分(材料提供)
大阪紳士服近代化協同組合 
http://www.os-kindaika.jp/

■ゴム紐部分(材料提供)
株式会社友栄 
http://www.yuei.net/

■マスク制作(型紙・縫製協力)
招堤北中学校 
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000008047.html

■マスクキット配布(配布協力)
日本郵政_枚方市内全37局 
https://www.japanpost.jp/

text by YasuTokyo&Postmanager