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JCI日本 各国会頭とWEB対談~シンガポール編~

2020/06/27 08:30

新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で起こっている中、国際青年会議所(以下JCI)としてどのような取り組みをしていくべきなのか。
公益社団法人 日本青年会議所 国際グループでは、民間外交と国際協力による国際社会との連携を目的に活動をしている。
この状況下で各国に渡航が出来ないため、情報交換をして相互理解、友好関係の構築を図ることに。
JCI日本の会頭 石田全史氏と各国JCIの会頭らが緊急WEBミーティングを開催。各国の取り組みをレポートする。

シンガポールでは1月23日に始めて新型コロナウイルスの感染者を確認されたが、感染の広がりが確認されず、当初はWHO(世界保健期間)もその対応を高く評価するほど抑え込みに成功していると見られていた。しかしそれから1ヵ月余りで感染者が20倍以上に増え、シンガポール政府の保健省によると5月上旬までに、感染者数は2,000人を超えたと発表した。入国制限では3月23日以降は全ての外国人の入国を禁止していたが、6月8日から中国との往来を再開すると入国条件の緩和を発表した。入国あるいは出国するときに新型コロナウイルスのPCR検査を受ける必要があるほか、政府が開発した追跡アプリの利用を義務づける。シンガポールでは現在、感染者数36,405名、死亡者数24名、回復者数23,175名となっている。(2020年6月3日時点)

JCIシンガポール会頭 ジェイソン・ジョセフ・チア氏った。
ー石田会頭:シンガポールでのCOVID-19の状況はどうですか?

ージェイソン会頭:現在、コロナ感染者としては24,000名が確認されており、今週だけで新たに884名の感染が確認されています。数字が上がっていくために感染の蔓延が心配されておりますが、現状は感染経路がある程度わかっています。感染者数が上がっている原因の一つは外国からの労働者が帰国したときの影響があります。感染者数を二つに分けました。一つは外国からの人、もう一つは現地で暮らす人です。現地で暮らす人は感染が広がっていません。これからは必需品の買い出し以外の外出を制限していく予定で、感染者数の拡大は抑えられる見込みです。

ー石田会頭:シンガポールが行っている取り組みについて教えてください。

ージェイソンン会頭:シンガポールでは必需品の買い物以外は外出自粛を要請されています。他人との接触を避けるために、オンライン化を進めています。JCIシンガポールでは現地のLOMにも呼びかけを行い、マスク、消毒液などの必需品の寄付をしています。JCI 活動はすべてオンラインになっており、LOMだけではなく姉妹JC同士でも一緒にプロジェクトを進めています。今まで関わってきた人々に呼びかけ、さまざまなトレーニングを行なっています。少数メンバーが集まる場合にはオンライン化するのが非常に楽であり、アジアはつながっていると実感しています。

ー石田会頭:景気回復のために出来ることについて教えてください。

ージェイソン会頭:シンガポールでは、大型の商業モールやショッピングセンターがEコマースを活用した新たなビジネスモデルでの解決策を模索しています。今後は感染をコントロールできない場合の対策を考えていく必要があるでしょう。このコロナウイルスの感染が落ち着かない限り都市間の移動はできません。そのため、実際にシンガポールではオンライン化をすすめ、外出を伴う経済活動を低く抑えるといった取り組みをしています。食事はデリバリーあるいは自分で買い出しをしています。

ー石田会頭:コロナ収束後、アジア各国と実施したい事業なあどはありますか?

ージェイソン会頭:いつ経済が回復するかは誰にも分かりませんが、前に進む方法を模索していけると思います。オンラインを通じて主導権を取るべきです。会議を行ううえでは、さらにオンライン化を進めるべきです。

最後に・・・「こんな状況であってもオンラインで会議を行うことで成功をもたらすことができる、それこそJCIの真髄です。」とジェイソン会頭。
世界各国に存在するJCIのネットワークで一緒に乗り越えましょう!Work Together!!


【シンガポール】
正式国名:シンガポール共和国
面積:720㎢(東京都23区と同程度)
人口:約564万人(2019年)
主要言語:マレー語、英語、中国語など
宗教:仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教など

取材協力:公益社団法人 日本青年会議所 国際グループ アジアアライアンス構築委員会

text by キャサリン