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オール綾部で『縁助意プロジェクト』!!

2020/05/15 12:06

新型コロナウイルス感染対策に伴う“自粛ムード”。地元経済から悪影響を払拭することを目指し、一般社団法人 綾部青年会議所(以下JCI綾部)と綾部商工会議所青年部主催で2020年3月18日、『縁助意あやべプロジェクト』が立ち上げられた。

【縁助意あやべプロジェクトとは??】

◆第1弾◆
各種団体の総会や歓送迎会が集中する3~4月は年末に並ぶ“書き入れ時”。新型コロナウイルスの影響により、団体キャンセルが直撃する飲食業界の短期的な支援を目指し、京都の伝統的な食文化でもある「仕出し弁当」の注文を事業所や地域団体、各種グループなどに呼び掛けるキャンペーンを展開。
弁当を購入した際には写真を撮影し「#縁助意あやべ」のハッシュタグを付けて、SNSに投稿するよう求め、投稿された情報は地元の新聞でも掲載してもらえるよう協力を得て、市民への運動の浸透を図った。

◆第2弾◆
市街地を見下ろす紫水ケ丘公園で夜桜のライトアップ事業を開催。点灯初日には、プロジェクトの後援団体である綾部市、綾部商工会議所、あやべ市民新聞社の各代表者の方々を来賓としてお招きし、点灯式に続いて仕出し弁当による宴会を催して、自粛ムードの中での明るい話題を提供した。
※『縁助意』とは、「楽しむ」という意味のエンジョイに加えて、「縁(綾部市民の繋がり)」「助(助け合いの心)」「意(行動する意識)」をオール綾部で持とう!という願いを込めて付けられた。

『縁助意あやべプロジェクト』を企画したJCI綾部の理事長 大槻浩一氏(以下大槻理事長)に話を伺った。
「綾部市内では、3月7日以降、新型コロナウイルスの感染者が3名確認され、緊張感が一気に高まりました。一方、政府の専門家会議では“3密(密閉・密集・密接)が同時に重なる場所や場面”を避けるよう注意が呼び掛けられました。自粛が地域経済に与える影響を懸念し、JCI綾部、綾部商工会議所青年部の有志メンバーらが発起人となって企画したのが今回のプロジェクトです。」
第1弾の仕出し弁当による応援については、来店しての宴会や飲食は推奨出来ないため、事業所や地域団体、グループで懇親会や歓送迎会などの予約をキャンセルした場合は、その代わりとして「仕出し弁当」を注文して関係者に配ってもらうことで、苦境に立たされる飲食業界を何とか応援したいと考えられた企画だ。

最初は有志メンバーから始まったが、オール綾部で取り組みを進めることが出来ればと、綾部市長の山崎善也氏と面会し、協力依頼をしたところ、即日という異例のスピード決済で綾部市からの後援承諾をもらうことが出来た。更に綾部商工会議所とあやべ市民新聞社からも即日で後援をもらい、推進体制が確立した。企画から実施までの段階は両団体の有志メンバーが中心であったが、その後の運動の拡散については、各メンバーがそれぞれの職場や自治会、グループなどで仕出し弁当を注文し、SNSで拡散するという具体的な行動で積極的な協力を得ることが出来た。
実施にあたり細心の注意を払ったのは、特定の飲食店の応援にならないよう公平公正の立場を貫くことであったという。市民に向けては、団体予約をキャンセルした店、近所の店などそれぞれが思い浮かぶ店で注文してもらうよう呼び掛けた。
「緊急事態措置が発出され、地域課題が時々刻々と変化する中で、自社の経営が深刻な影響を受けているメンバーもいます。また人命を第一に考えると今まで通りの運動・活動が難しい状況に多くの青年会議所が置かれていることと思います。しかし、こんな時代だからこそ得られる学びと機会があります。出口が分からない状況であるかこそ、この時代を共に生きるメンバーが、共に想いを持って躍動することで、この難局を乗り切っていきたいです。」と大槻理事長はいった。
今回のプロジェクトを立ち上げた3月中旬に比べて、自粛は一層厳しさを増し、地域経済への影響はますます深刻化している。JCI綾部は今後、短期的な取り組みとして飲食店への支援に加え、臨時休校で不安や虚無感、ストレスを持つ子どもたちの支援にも挑戦したいと考えている。また社会の仕組みが劇的に変化するであろう“アフターコロナ”の時代を見据えたまちのビジョンや方向性を若い世代を中心に企画することも長期的な取り組みとして考えている。綾部市民の繋がり、助け合いの心、行動する意識を持ち続け、躍動してほしい。


一般社団法人 綾部青年会議所
2020年度スローガン
『躍動 共に在り、共に想い、共に創り上げる』
URL:https://jcayabe207.jimdo.com/

text by サンシャイン新井