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地域を結ぶ『#平塚テイクアウト』

2020/04/20 12:00

新型コロナウイルスの影響で営業自粛になっている飲食店を支援する取り組みは各地で起きている。神奈川県平塚市ではすでに存在しているテイクアウトプロジェクトに連携する形で公益社団法人 平塚青年会議所(以下JCI平塚)が『平塚テイクアウト』をスタートさせた。地域と連携するに至った経緯をJCI平塚 理事長 数田俊樹氏(以下数田理事長)に伺った。
「JCI平塚で予定していた事業の開催が困難な中、現状に合わせて地域のために出来ることがないかメンバーで話し合いました。そこで、営業自粛により打撃を受けている飲食店と、外食が出来ないことで不便を感じている住民の橋渡しができないかという発想を得て、迅速に実現する手段を模索しました。」
平塚市ではテイクアウトやデリバリー商品の情報を、市民、飲食店がそれぞれからTwitterで発信することにより応援する『#hiratsukafood』に取り組んでいる。有志ボランティアや大学生などが所属する平塚まちなか活性化隊は『お弁当まっぷ』を作成し、市内でテイクアウトを実施している店舗を紹介する取り組みをしている。これらの発信との紐づけや連携を図ったものが『平塚テイクアウト』。

★平塚市内でお弁当のテイクアウトやデリバリーをしているお店、お店を応援したいというお客様など、どなたでも投稿可能!!
①まずはFacebookページのグループに登録
②登録確認後、JCI平塚から許可を発行
③投稿スタート♪

#平塚テイクアウトFacebookページはこちら↓↓
https://www.facebook.com/groups/2812191328898427/

「状況から時間を掛けて計画を練るよりも、速さが大事だと考えたので、まずはメンバーの飲食店から意見や情報提供を募りました。アイディアを思い付いたその日には『平塚テイクアウト』を立ち上げました。従前の事業とは異なり、先例がなく、十分な検討時間も持てなかったので、多くの方に利用いただけるか不安もありました。」需要を確信していた数田理事長はメンバーと協力しながら発信を進めた。
発信したその日に登録者が100名を超え、その後数日間で加速度的に増えていった。これまでのJCI平塚の事業に比べると圧倒的な伸び率であり、地域の需要にコミットすることが出来たと手応えを感じているという。実際に『平塚テイクアウト』の情報を頼りに美味しいものを食べたという消費者の感想も増え、利用者を見込んで新メニューを考えているというお店の声もあり、盛り上がりを見せている。JCI平塚のメンバーにとっても、準備していた事業が開催出来ずモチベーションが下がりつつあったが、まったく新しい試みを行い“どのような状況でも地域のための活動は出来る”と自信に繋がった。メンバー一人ひとりの意識が向上し“こんなことは出来ないだろうか?”とアイディアが寄せられる機会が多くなるという好循環も生んでいる。
(WEB会議の様子:“アイラブユー”の手話を送り合うJCI平塚メンバー)
「従前、青年会議所メンバーは忙しい、時間がないという中で地域のことを考え、様々な活動を行ってきたと思います。その活動というのは、どのような状況でも出来ることを見つけて、即実践していくための修練であったと感じています。今こそ、これまでの経験を活かして、まずは小さなことから行動をして、この状況を乗り越えていきたいです。」と数田理事長は語る。
現在JCI平塚では、自粛中に自宅での時間を積極的に楽しむこと、学びの機会として後押しするような企画が出来ないかメンバー間で話し合っており、WEBでの事業実施やマニュアルの作成などを進めている。今は以前の生活を取り戻した時“自粛中の経験が糧となった”といえるものを生み出すための時間だ。


公益社団法人 平塚青年会議所
2020年度スローガン
『結-YUI-』
URL:http://hiratsuka-jc.com/

text by キャサリン