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食で地域を繋ぐ~橿原フードリレー~

2020/04/24 12:00

奈良県橿原市で飲食店の支援をしようと新たな取り組みが始まった。
“橿原JCフードリレー”一般社団法人 橿原青年会議所(以下JCI橿原)が橿原市内の飲食店をリレー形式で紹介していくプロジェクトだ。JCI橿原FacebookまたはInstagramを見たとお店に伝えると特典サービスが付いてくる。この企画をスタートしたJCI橿原の理事長 吉﨑真仁氏(以下吉﨑理事長)に話を聞いた。
「コロナウイルスの影響でJCI橿原の事業などは9月まで中止になりました。会議や委員会はWEB会議とし、メンバーは不要不急の外出は控えています。そんな中、事業が中止になったからといって立ち止まっていることに疑問を抱きました。国難でもある時期に青年会議所が地域のために何が出来るか、青年会議所の価値と真価を問われていると思いました。今だからこそ出来ることをするべきだと今回の企画をしました。」

1人のメンバーの声から始まった。即座に理事長と理事役員に企画をあげ、決行の判断をもらい行動に移した。メンバーが主体となって動き、最初はメンバーの経営している飲食店など身近なところから声をかけていった。SNSで発信を続けているうちに、飲食店の方から取り上げてほしいという声も出てきた。取材については、主にメールやLINEでやり取りをしている。写真を撮る際はウイルス感染防止のためにも濃厚接触には十分注意して行っている。メンバーからの情報提供も多く、各々が日頃お世話になっている飲食店を応援したいという気持ちが芽生え始めており、最近は地域の情報誌にも掲載され、盛り上がりを見せている。

フードリレーを4月17日から応援基金を募るためにクラウドファンディングをスタートさせた。(https://readyfor.jp/projects/savelocalfooding)
橿原市内周辺では、現在何かを支援する団体は出来ておらず、これをきっかけに支援の輪が広がることに期待している。
「これまで有事の際には、助け合いの精神で乗り越えてきた日本人。これまでは災害が起こった地域への支援を他の地域が行い、危機を乗り越えてきました。しかし、コロナウイルスの影響は日本中、世界中で同時に起こっています。これまで以上に一人ひとりが当事者意識を持ち、助け合い、自分自身の国のために何が出来るか、地域のために何が出来るか、家族を守るために何が出来るかを考え、立ち向かわなければ、これまでに経験したことのない危機を乗り越えることは出来ないのではないでしょうか。新しいことを始める時は、批判は付き物です。支援の形に必ずこれといった正解はないと思います。まずは、目の前の困っている人を助けましょう。必ずその気持ちが広がりを見せると信じています。」と吉﨑理事長はいう。
次にJCI橿原が行う事業は10月以降。行政や他団体と協働する事業もあり、開催の是非については協議中だ。これまでの常識に捉われることなく、地域のためになることをJCI橿原は考えていくはずだ。


一般社団法人 橿原青年会議所
2020年度スローガン
『make the ideal real~理想を現実に~』
URL:http://kashihara-jc.jp/2020/

text by キャサリン