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JCI日本、政府への新型コロナウイルス緊急提言!

2020/03/30 18:00

新型コロナウイルス感染拡大に関する緊急提言

東京オリンピック・東京パラリンピックの延期までひき起こした新型コロナウイルス。感染拡大の影響により、飲食業、宿泊業、インバウンド関連をはじめ、あらゆる産業に大きな経済的損失が生じている。また子育て世代の学校休業等に伴う社会生活への支障や、親の休業等に伴う家計収入の減少なども問題だ。そこで、公益社団法人日本青年会議所(以下:JCI日本)は、2020年3月9日~3月17日の期間、主に中小企業経営者メンバーを中心に「新型コロナウイルス感染拡大に伴う中小企業への影響」に関する緊急アンケートを実施した。

その結果をもとに「新型コロナウイルス感染拡大に関する緊急提言」を取りまとめ、政府に青年経済人の「声」を届けるべく、3月27日に参議院自由民主党政策審議会長 松山政司氏(以下:松山政審会長)をつうじて緊急提言書を提出した。
そして30日には石田会頭をはじめとするJCI日本メンバーが自由民主党政務調査会長 岸田文雄氏(以下:岸田政調会長)、松山政審会長を訪問し、緊急提言書をもとに、経済対策、個人支援対策、収束後の対策について意見交換を行った。

(左:JCI日本 石田会頭、右:岸田政調会長)

(緊急提言で岸田政調会長を訪れたJCI日本会頭 石田全史氏、副会頭 竹田哲之助氏)

岸田政調会長は、これを受け「今回の問題が、リーマンショックと大きく異なるのは、感染を防ぐために人の動きを制限しなければならないこと。そしてそれを原因とする需要喪失により、地域経済に直接的な打撃が生じていることです。そして、フェーズの変化によって政策の目的・手法を講じなければならない。対策の第1フェーズとしては、資金の手元流動性を高めるなどして、企業の生き残り策を講じることが重要。そして事態収束後の第2フェーズとして大胆な景気刺激策を行う必要があります。これを機にテレワークの充実、サプライチェーンの標準化を図るなど、未来につながる施策も行っていかなくてはなりません。今回頂いた提言はその点において通じるところが多く、是非我々の政策とも連動して、政府に届けます。」と力強くコメントを残した。



青年会議所メンバーの声を政府へ!

JCI日本は、日本有数の公益団体であり、このような政策提言を古くから行ってきた実績がある。メンバーからは、
「東日本大震災や熊本大震災が起きたとき、手を差し伸べたくても、その差し伸べ方がわからなかった。」
「あのような想いをしたくなくて、青年会議所に入会した。」
という声も聞く。彼らの想いを実現できる大きな機会の一つが、この政策提言なのである。
今回提言を行った内容は、以下のとおり。
→新型コロナウイルス感染拡大に関する緊急提言書

(緊急提言の詳細を説明するJCI日本 社会グループ担当常任理事 宇田川隼氏)

JCI日本のメンバーはこういった活動以外では、各々本業を抱える青年経済人である。全国には約33,000人の現役メンバー(40歳で卒業)や、全国各地には多くのシニアメンバーも存在する。今回の緊急提言のマッチングを実現させた松山政審会長は第48代JCI日本の会頭であり、提言書を受け取った岸田政調会長もJCI広島のシニアメンバーだ。また、メンバーの中小企業経営者や個人事業主、士業を中心に、ありとあらゆる業種の幅広いネットワークを活かすことで今回のような緊急なアンケート(JCCS:JCコミュニケーションシステム)でも数多くの回答を集め、スピーディーに政策提言を行うことが出来た。今回のJCCSアンケート結果は以下のとおり。
→新型コロナウイルス感染拡大に伴う中小企業への影響に関する緊急アンケート(JCCS)

JCI日本 石田全史会頭は「こういった時だからこそ、全国の青年会議所が一丸となり、率先してアクションをおこして参りたい。」と語る。JCI日本の提言も通じ未曽有の危機となっている新型コロナウイルスショックを国民全員で乗り切れるよう、日本政府の対応にも期待したい。



◆岸田文雄 / Fumio Kishida
1957年生まれ。早稲田大学法学部卒業。衆議院議員、自由民主党政務調査会長、宏池会会長。 内閣府特命担当大臣、外務大臣、防衛大臣、自民党国会対策委員長、自民党たばこ議員連盟副会長などを歴任。JCI広島でも活躍されていた。

◆松山政司 / Masaji Matsuyama
1959年生まれ。明治大学卒業。参議院議員、参議院自由民主党政策審議会長。元一億総活躍担当大臣、外務副大臣、経済産業大臣政務官。青年会議所では、96年JCI福岡 理事長、99年第48代JCI日本 会頭を歴任。

◆石田全史 / Masafumi Ishida
1980年生まれ。中央学院大学卒業。双葉不動産代表取締役。04年JCI浪江入会、12年同理事長、15年JCI日本国際協力関係委員会委員長、16年同福島ブロック協議会会長、17年同東北地区担当常任理事、18年同専務理事、19年同副会頭を経て、20年に同第69代会頭就任。

◆公益社団法人日本青年会議所(JCI日本)
個人の修練・社会への奉仕・世界との友情の三信条を行動綱領とし、青年経済人の社会活動を目的とする公益社団法人。2019年には2100件のプロジェクト、30億円以上の予算、200万人以上を対象にSDGsを推進してきた功績を称えられ、外務省主催「第3回ジャパンSDGsアワード」にて特別賞(SDGsパートナーシップ賞)を受賞。日本一SDGsを推進する団体として日本全国で活動中。
2020年度は『真実一路 軌跡を紡ぎ、奇跡を起こそう!』をスローガンに掲げ邁進中。

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