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SDGs~一人ひとりが意識すれば世界は変わる~

2020/09/25 09:00

『SDGs(持続可能な開発目標)』は、2015年9月の国連サミットで採択された国際目標だ。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の“誰一人取り残さない”ことを誓っている。最近よく聞くようになった“SDGs”。行政や団地、企業が取り組みを始めているが、「大企業しか取り入れられないのでは・・・?」「具体的に何をしたらいいか分からない。」という声を聞くので、身近に取り入れている会社を紹介する。



東京都練馬区石神井に会社を構える株式会社佐々木塗装。代表を務める佐々木博臣氏(以下佐々木氏)は社員に身近にSDGsを捉えてもらう取り組みを教えてくれた。
「弊社ではSDGsの17の目標を身近に捉え、社員一人一人が取り組む体制として、SDGsアイコンをあらゆるところに貼っています。言葉だけで見てしまうと難しく考え、行動に移す機会が少なくなってしまいそうですが、常に見える形にしておけばいつでも意識し、自分たちに出来ることを考え、実行することのできる環境作りに取り組めるのではないかと考えたからです。」

佐々木氏はSDGsを知ったとき、規模を大きく感じ、身近に感じることが出来なかったという。しかし、所属している公益社団法人立川青年会議所(以下JCI立川)でSDGs関連の事業を開催することとなり、色々な方のコラム等に目を通してSDGsについて調べているうちに“他人事ではない!”という考えに変わった。

「調べているときにどこで見つけた言葉か忘れましたが・・・“世界中の皆で目指す、永続的な社会・地球環境を構築するための目標”という言葉に大変共鳴を受けました。これからの世界にはこのような目標に企業でも取り組み、佐々木塗装も環境や周囲の人々の未来も考えていける持続可能な会社にしていきたいという気持ちが強まりました。」

まず佐々木氏が行ったことは「佐々木塗装オリジナルの目標を掲げること」だ。17の目標一つひとつに沿って、佐々木塗装で実施できる目標を作った。社員にもSDGsを共有できるように、目標だけではなく、SDGsの意味も社内に提示している。デザインも工夫し、社員の目を引き、興味を持ってもらえるようにして、目標を掲示する場所もその目標に紐づけ、自分の行動の先に何があるかを予測出来ることに意識を向けられるようにと考えた。

「本当に身近なことですが、ものを大事にすることや資源を大切に使うということに社員みんなで取り組めるようになりました。コピーをする際は裏紙を使用したり、電気をこまめに消したり。小さなことですが、一人ひとりが考え取り組もうという姿勢が見られます。細かなことでも気を付けることで、環境を守る土台作りが出来上がっていることを実感しています。
今後はSDGsの17の目標に沿って実施できることをさらに増やし、社員からも自ら目標の提案をしてもらったり、SDGsについて意見交換できる場が増えていけばと思います。そして、社内だけでなく現場に出たときに協力業者の方々にもSDGsを広めて、身近に考え、実践出来る機会を佐々木塗装で作っていきたいと考えております。塗装業界でもSDGsをシェアし、目標に前進出来るような活動を発信していくことを目指しています。」

SDGsの17の目標とターゲットを見ると、難しい説明で、自分自身とはあまり関係性を感じない場合もあるが、佐々木氏は今の当たり前の生活を持続していくには一人ひとりの意識を変え、みんなで一つの目標を目指していかなければいけないということだと汲み取ることが出来た。佐々木氏一人の行動が社員を巻き込み、その社員の家族を巻き込み、取引先を巻き込み、、、より多くの人が「誰かの問題ではなく、自分たちの問題」ということに気付くことに繋がっていく。

大きなことをやらなくても、まずは個人の意識を変えることから取り組んでみてもいいのではないだろうか。7月1日からレジ袋有料化が始まり、今、一人ひとりが2030年の地球を見据えて行動していくことが必要とされている。


佐々木 博臣/Hirosige Sasaki(JCI立川)
株式会社佐々木塗装
URL:http://sasapen.tokyo

東京都練馬区石神井に拠点を構える。住宅や企業、どのような現場も妥協せず、お客様の大事な財産を塗装工事というかたちで守っている。一つひとつの現場の状態にふさわしい塗料を選び、お客様の需要に明確に答えていくことがモットーとしている。お客様の笑顔を喜びを生み出せるように従業員全体で、向上心を持ち常に進化を求め続けている。

text by キャサリン