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今災害が起ったら、、、。コロナからも「まもルーム」で持続可能なまちづくりを!

2020/04/19 12:00

青年会議所にてSDGs運動の大切さと出会い、その後「SDGs de 地方創生」のファシリテーターの資格を取得。今ではSDGsの普及を推進すると共に、社業にSDGsを取り入れて持続可能な社会の実現を全国的に発信している株式会社カラフルコンテナ代表取締役冨岡万輝氏(以下、冨岡氏)に、このコロナウイルスの影響で世界が揺れ外出の自粛要請が出ているなかで、SDGs活動やその思いを伺った。



ーSDGsを知った経緯をお聞かせ下さい。


公益社団法人日本青年会議所(以下、JCI日本)第67回全国大会宮崎大会「国際フォーラム」(2018)にて、独立行政法人国際協力機構副理事長および少年少女国連大使の対談により、SDGsを知りました。

SDGsの存在を知ってから資格を取るまでの経緯をお聞かせ下さい。

2019年初春、自動車部会の定期例会にて、座学のみでない体験型のSDGs(2030 SDGsカードゲーム)のセミナーを受講し、「持続可能な社会を。誰も取り残さない。」という運動に大きな感銘を受けました。その後、SDGs運動の発信者になることを決めると同時に、社業にも活かせることができると感じ、「今ある幸せを次世代に繋げる」というSDGs運動を社会性を備えたビジネスを通じて、どのように全国に展開できるかを考え続けました。そして、「様々な角度からSDGsを実践することで大きく明るい未来が開かれる」というイメージがいくつも溢れ出し、遂に持続可能な社会の構築を、この手で実現できる手段を見つけ出しました。そして、大局的に体験する2030SDGsではなく、地方活性化の大切さを具体的な行動で学べる「SDGs de 地方創生」の講師になることを選択し資格を取得しました。

(SDGsカードゲームの様子)

―資格を取得されて新しく始めた活動などありますか?

「SDGs de 地方創生」の認定ファシリテーターとして各地で講演会やセミナーを開催し、SDGs運動を推進するアクセラレーターとして一翼を担うと共に、大地震が起きてもその部屋だけでも守るコンテナ型耐震シェルター「まもルーム」の実現を目指し創業しました。その「まもルーム」が産学官連携のもと、購入者が支払った購入金額の一部を全国各地の自治体から補完される補助金対象防災品シェルターとして昨年末、遂に認定されました。これにより、SDGs運動の全国展開と「まもルーム」の全国展開の目標(=地域の住民と地域の企業を繋げて、悲しみの涙が流れない、防災に強い持続可能なまちづくりへの実現)が合致したため、両者を広く普及するために、日本耐震シェルター協会を創設しました。


―SDGs運動の推進と自社のビジネスが完全に合致していますね。今の時期、コロナウイルスの影響で、外出自体が難しい時期になっていますが、現在の活動や仕事にどう活かされていますか?また、この自宅待機により、多くの市民の方が自宅で過ごす時間が多くなっていますが、今、大地震が発生したら、大変なことが起こりそうですが、どう思いますか?

はい。現在、コロナウイルスの影響で、極力、自宅待機するよう一部の地域では要請されています。確かに、外出を控えることで、コロナウイルスの感染率は低くなるかもしれませんが、自宅にいる時間が長くなる今だからこそ、お住まいの自宅を安心して過ごせるようにしなければいけないと考えています。例えば、大勢の人が集まるデイサービスセンターや近くの喫茶店に通っていた高齢者の方々が、外出を控えて、耐震診断結果の低い木造住宅のご自宅で過ごされている時、もし、大地震が起こってしまったら、大惨事になります。これを思うと想像するだけでも身の毛がよだちます。だからこそ、弊社は、コロナウイルス感染防止対策をしっかりと講じて、最短打合せ、最短納期、最短施工の3つを心掛け、なるべく人との接触を控えながら、耐震シェルターまもルームを提供し、この大変な時期でも、皆様がご自宅で安心して過ごせるように働きかけています。なぜなら、この補助金対象防災品のコンテナ型耐震シェルター「まもルーム」を通じ、「災害による悲しみの涙を減らし、平和な暮らしを守る」をモットーにし、全国の住民の方々に安心を提供できると信じて、そして、このことを誇りに感じているからです。その誇りが仕事に対する姿勢となり、導入された住民の方々から感謝され対価として報酬をいただくことが、働きがいとなり、経済成長を支えると考えています。今までになかった、海上コンテナの強度を再現した新技術の詰まった特許出願済防災シェルターで、新たな産業を創出し、命というバトンを次世代に渡すことが、今ある地域を守り、そして、これからも住み続けられるまちをつくっていきます。このまちづくりは、弊社だけのチカラでは到底実現できるものではありません。全国に広がる各地域の工務店さんとのパートナーシップがあってこそ、災害大国と言われるこの日本を、災害による悲しみの涙が流れない国にすることができると強く信じています。だからこそ、細心の注意を払って、コロナウイルスに負けない、快適安全な住まいづくりを進めていくことが大切であると考えています。この「まもルーム」に対する思いをSDGs運動に乗せ、災害から誰も取り残すことなく、涙一滴も流させない、持続可能なまちを作っていきます。

(コンテナ型耐震シェルター「まもルーム」)

―今後の展望をお聞かせ下さい。

一日でもこのコロナウイルスの終焉を心から願いつつ、これからも、このまもルームを、より多くの方々に喜んでいただけるよう、特に、自宅で過ごされる時間が多くなる、介護が必要なお年寄りやお身体に障害をお持ちの方々向けに、住生活をサポートできる介護リフト付き天井走行クレーン耐震シェルター「まもルーム」を開発したいと考えています。そして、持続可能な社会の実現を目的とした新たな取り組みとして、青年会議所のような影響力のある他団体組織と、何か事業提携のようなタッグが組めると、さらに、より良い社会を築けると思ってます。
―冨岡さん、ありがとうございました!

(2030 SDGsカードゲームのセミナーを実施する冨岡氏)



冨岡 万輝/Kazuki Tomioka
株式会社カラフルコンテナ(JCI江南OB)
愛知県江南市に本社を構えるコンテナハウスの設計会社。創業当初より実現を目指していた、コンテナ型の耐震シェルターを発案し、自治体から補助金の支給を受けることができる補助金認定「まもルーム」として、各都道府県庁より認定される。「まもルーム」の設計および製作、販売施工を行いながら、日本耐震シェルター協会を設立し、全国の協会員(施工店)をメインに、地域の住民と地域の企業を繋げて、悲しみの涙が流れない災害から強い持続可能なまちづくりの実現を目標にしている。防災事業のほか、介護事業も取り入れて、社会にSDGsビジネスを広げて、No one will be left behind を目指している。
http://colorfulcontainer.com/

text by ソウ