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「必要なのは行動力!」 満員御礼の国際フォーラム「海外進出!$777$」

2020/01/18 17:00

3回ジャパンSDGsアワード(2019年)特別賞を受賞した公益社団法人日本青年会議所が主催する2020年度京都会議が国立京都国際会館にて開催され、令和初となる京都会議2日目の119日(土)、国立京都国際会館Hall Aにて、国際フォーラム「海外進出!$777$(ジャックポット)」が開催された。

2020年度、京都会議のテーマとして掲げられたのは「アップデート」。海外ビジネスや国際の機会に関する認識をアップデートすることで国際の機会に対する心理的障壁を払拭すべく開催された本フォーラムでは、山本化学工業株式会社 代表取締役 山本 富造氏(以下、山本氏)と株式会社喜代村 代表取締役 木村 清氏(以下、木村氏)がパネリストとして登壇し、立ち見が出るほどの熱気に包まれる中、ファシリテーターとの双方向形式でのディスカッションが行われた。

両氏の個性あふれる自己紹介ののち、海外ビジネスについて学ぶべく、まずは海外進出のきっかけについて問われた山本氏は「日本ではブランド力が商品の価値を左右する傾向にあるが、海外では素材の技術の高さを優先する傾向がある。素材を扱う会社として海外進出が重要であった」と述べ、木村氏は「製品を製造し販売するにあたり、コスト(特に人件費)の安い地域であることが重要であった」と述べた。
また、海外進出におけるセオリーについて山本氏は「コネクションのフル活用」、木村氏は「勘を養うこと。その勘を頼りに、取引相手を信じられるか否かが重要」と述べ、それぞれの海外進出のプロセスからは両氏の「行動力の高さ」という共通点が浮かび上がった。

続いて、海外におけるビジネスと国際貢献の両立について学ぶべく用意された質問において、自身のソマリアでの海賊撲滅活動について問われた木村氏は、ソマリア海賊の背景について触れ、「彼らは仕方なく海賊をやっていた。人はなぜ働き、なぜ生きるのかということを教えることで根本的な解決につながった。当時の対策はもぐら叩きと同じ。武力行使は対処療法でしかない」との熱弁を振るい、武力を前面とした当時の誤った海賊対策ついて言及した。また、JCとビジネスの関係性について問われた山本氏は、親子三代に渡るJayceeとしての自身の経験を踏まえながら「一人でビジネスパートナーを見つけることはなかなか難しいが、Jayceeであることで飛躍的に海外との関係性が築き易くなる。世界的な団体であるJCIの一員であるという自信を持ってアプローチしていくことで、ビジネスチャンスが大きく広がる」と力説した。

終盤、中小企業経営者に向けたメッセージを求められた木村氏は「人は信じれば動いてくれる。モノは探せば必ずある。お金は考え方一つでどうにでもなる。難しいことを考えずにとにかく行動することが重要」と述べ、山本氏は「失敗を恐れないこと。行動しないから失敗を恐れる。前向きな考えを持ち、事業に自信を持って行動し、経験を積み重ねることが重要」と述べた。

ハードルが高く感じられる海外ビジネスにおいて二人のパネリストが一貫して説いたのは語学力の高さではなく「行動力の高さ」であった。

ジャックポット($777$)を掴むのはまさに「率先した行動」なのである。

text by KAZU