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組織改革4.0

2020/01/18 15:00

公益社団法人日本青年会議所の主催する京都会議が国立京都国際会館にて開催された。
2020年度 京都会議のテーマとして掲げられたのは「アップデート」。

そんな中、令和初となる京都会議にてマスコミ各社から注目を集めたのが「組織改革4.0」(組織改革フォーラム)だ。
日本青年会議所が本年度の大命題に設定した組織改革の指針や具体的な取り組みが表現されたフォーラムとなった。

メインに プロノイアグループ株式会社 代表取締役 ピョートル・フェリクス・グジバチ氏が講師として登壇。
組織改革を実行するメンバーの意識をアップデートすることを主題に前半は講師の組織運営に関する講演が、
後半は佐藤 組織グループ担当常任理事(日本青年会議所)と組織運営に関するQ&A形式のセッションが行われた。

講演では、生産性を最大限上げる最高のチーム創りについての内容を多く取り上げており、
心理的安全性(=信用×生産性)や同情・共感・思いやりがポイントになってくるとの説明があった。

セッションでは、参加者から「組織をどのように変えていったら良いか?」という質問に対し、「組織改革はメンバーや従業員の意識を変えることが重要であり、そのためにはまず会話をすることが必要である」と回答した。
当たり前のことではあるが、組織を動かしているのは「各個人」である。深くコミュニケーションを図り、相手をとことん知ることの重要性を改めて考えさせられた。

他にも「まず一歩目は何をしたら良いでしょうか?」という質問に対しては、「メンバーや従業員に対して本音を言える質問をすることが重要なのである」という回答であった。つまり、相手が何を求めているか、信念は何であるのかを話し合うことだが、著者自身「本音をいえる質問をする」という観点は今までなかったため、コミュニケーションを図るためのテクニックとしてすぐにでも利用できる新たな発見であった。

他には、組織改革会議の取り組みの1つとして「改革ショーケース」と名づけられた組織改革の事例やアイデアから「1on1ミーティング」の事例紹介が行われた。1on1ミーティングとは、上司と部下、役員同士でも1対1でミーティング(会議)をすることである。
細かくは5つのガイドラインが決められており、
①居酒屋での会議はNG。
②会議の時間を決める。
③1回以上行う。
④目標管理や業務の進捗管理以外も行う。
⑤体験や課題・悩みを共有(家族のことも)する。
といった具合である。1対1でのミーティングはよく行われていることと思うが、ガイドラインを設け、しっかり共通の目的意識をもつことで、改めて生産性向上につながる という気づきがあった。この改革ショーケースは現在60程度の数が蓄積されており、今後も事例やアイデアが増えていく。
最後に講演内容をまとめ可視化するグラフィックレコーディングが取り入れられ、講演からセッションの内容をまとめあげたものを最後に公開し幕を閉じた。

text by しゅみちゃん