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地域から世界へ  お部屋探しの不平等をなくそう

2020/01/16 12:00

東京都杉並区、西武新宿線井荻駅前に店舗を構えるセンチュリー21リアルタイム。
地域密着をモットーに地元で約30年、新井氏が目指す社会とは?新井氏の思いに迫った。

弊社は不動産仲介業を営んでおり、業務として様々な方へお部屋をご紹介する中、外国人専門の家賃保証事業を展開する株式会社グローバルトラストネットワークス(GTN)社と提携し、外国人の方々が日本でのお部屋探しをしやすい環境作りに協力しています。
SDGsという言葉を知る前から行っていたことですが、外国人専門の家賃保証会社があるということ自体がそもそも日本人と外国人の待遇に隔たりがあるということですし、その不均衡を是正していく事業を行っているGTN社さんと提携することはパートナーシップでの目標達成(ゴール17)への取り組みではないかと思っています。

当社は杉並区北部にあり、昔ながらの大家さん(いわゆる地主さん)が多い地域です。少し前までは外国人は生活習慣の違いからマナーを守らない方が多く、家賃の滞納も多かったため、大家さんにとっては今もそのイメージが根強いものとなっています。少子高齢化が進み、賃貸業を営む大家さんにとっては厳しい状況が続く中、外国人の労働者や学生は急激に増えており、そういったビジネスチャンスを取り入れたい大家さんも増えています。日本に滞在する外国人が今後さらに増えていくことが見込まれる中、言語・マナー・家賃の不安を解決することにより外国籍の方々がお部屋を探しやすく、大家さんにとってはお部屋の稼働率を向上する環境作りは非常に重要です。

少し前までは日本での滞在歴や日本語の理解力の高低にかかわらず、外国籍というだけで、大家さんから断られてしまうケースが非常に多かったのですが、GTN社との提携により、大家さんが抱える不安を改善できる提案を行うことができ、大家さんから外国籍の方へのお部屋の紹介についてご理解をいただけるケースが非常に増えました。大家さんにも、外国人の方々にも喜ばれ、さらには当社の収益向上につながっています。これは人や国の不平等をなくすこと(ゴール10)への取り組みである考えています。

外国人の方は悪い方ばかりではなく、日本人だからといっていい人ばかりでもありません。大家さんや外国人の方々の不安を解決することにより、国籍や習慣の違いによらず安心してお部屋が借りられる地域にしていきたいです。

不動産仲介業とSDGsはあまり接点が無いように思えますが、例えば不動産業は書類が非常に多いのが特徴で、ペーパーレスにはほど遠いのが現状です。契約書等、紙に署名捺印してもうことが未だにスタンダードになっています。契約のIT化など、不動産業にもペーパーレスの波はあるのですが、なかなか普及していません。当社はそういったものも積極的に取り入れて、SDGsをさらに推進していけたらと思っています。



新井 一功/Kazunari Arai
センチュリー21リアルタイム取締役(JCI東京)
地域密着をモットーに地元で約30年。東京都杉並区、西武新宿線井荻駅前に店舗を構えるセンチュリー21リアルタイムは不動産の「個別性」に、トータルサポート。
センチュリー21の信頼のネットワークと、地域密着で培ったエリアの知識をフルに活かし、お客様主義宣言のもと、お客様の立場に寄り添ったサポートを行う。
不動産仲介=街作りという観点からSDGsを推進している。

text by JCブランド確立会議