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外食予約で世界に教育を ~TABLECROSS~

2019/10/04 15:00


外食先を探すときにグルメサイトを使ったことのない人は少ないはずだ。
最近ではサイトから予約まで可能になっているお店も多い。グルメサイトからの予約は今では身近なものだ。

何気なくサイト予約をすればそれが世界貢献につながる。そんなレストラン予約ができるのが「テーブルクロス」だ。



開発した株式会社テーブルクロスの代表城宝薫さんはは幼いことから社会貢献に興味が持つようになった。高校時代に留学したアメリカでCSV活動を知り,自分でも社会貢献で利益を上げる仕組みを作りたいと思うようになった。

2015年,城宝さんは大学3年生で,レストラン予約を通じて途上国の教育支援に寄付ができる仕組みで起業。
自らの経験を元に食べログ,ぐるなび,ホットペッパーが寡占するグルメサイト業界に飛び込もうと決意してから,起業までたったの2週間の早業だ。
当初は借り入れもできず,周囲から集めた資金だけで,メンバーは5人でのスタートだった。コストを抑えようと,開発は海外のエンジニアに直接依頼することで費用を抑えた。



設立当時はまだ社会貢献を前面に押し出したスタートアップは珍しく,多くの注目を浴びた。しかしながら、検索サイトでのSEOでは大手になかなか勝つことは難しく、利用者も登録飲食店もすぐには伸びなかった。けれども当初より、利益を想像しながら、社会貢献をしていく組織の成功事例をつくり、どんどん参入してもらうことで、社会貢献事態にお金が回るようなシステムをつくりたいという考えを普及してきた。このビジョンに共有してくれる人たちを集めてエンジェル制度というファンクラブ制度を作り、資金調達も一部そこから行うことで、一気に加速するようになった。ファンクラブは全国に広がり、城宝さんも全国のファンクラブを回っている

いまでは加盟店舗は8000店舗。ユーザーは40万人に達し、途上国への給食支援数も26万食を達成するまでに成長した。けれども目標は2020年に400万食、まだまだ途は長い。今後はM&Aなども活用して加速していく計画だ。

城宝さんは今も年に2回ほど関係者を連れて、支援先の途上国を訪れている。そこで給食を食べる子どもたちと触れあい、給食があるから学校に来るようになった子にも出会った。

2019年には公益社団法人日本青年会議所が主催する青年のための国民栄誉賞であるJCI TOYPでも会頭特別賞を受賞した。
彼女の歩みにこれからも注目だ。

テーブルクロスについては こちらから → https://tablecorss.com/

Text by 日野哲志