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17色で彩られたSDGsつり革が京都に初登場! 「SDGsバスで世界にイノベーションを!」

2019/09/05 14:42


【吊り革誕生秘話】
高校2年の終わり頃に、授業でSDGsの大切さを学び、何か自分たちでもできることは無いかと思案していた2名がいた。更にSDGsに関する講演を聞く機会があり、そこでSDGsへの熱意に火が付きました。SDGsの実践に動き出したのは、高校3年の夏だった。最初は電車やバスなどの交通機関に、SDGsについての高校生の絵やポスターを採用してもらおうという案だった。それをバス会社に提案をしたが、内容も漠然としており交渉は上手くいかなかった。実現するには様々な課題と多くの困難な壁に阻まれ、半ば頓挫しかけていた。

2018年夏、17色で彩られたSDGsの円形のロゴマークと、バスや電車などのつり革の形が類似していることに気づいた。「そうだ!つり革にしよう!17色のSDGsつり革を作ろう!」とひらめいた。実現できるかどうかは二の次だった。

高3の秋には、つり革プロジェクトを発表する機会を得ることができた。そこに居合わせた青年会議所メンバーの目に留まり、「一緒にSDGsを広めていかないか」と提案。SDGsつり輪という1つのワードで青年会議所と学生の共同プロジェクトの第一歩が踏み出した瞬間だった。

【SDGsバスまでの経緯】
2019年度、近畿地区協議会 持続可能な未来構築委員会、阪口委員長(東大阪JC)は、未だにSDGsの認知度が低い状況の中で、「バスのつり革や社内広告が17色のSDGsマークに変われば、きっと乗客はその意味を知ろうとする」。地元だけでなく日本全国にSDGsつり革が拡散され、多くの方々にSDGsを刮目してもらい、SDGsがすべての市民の共通ワードに繋げたいとの考えのもと、つり革の製作から、バス会社や関係官庁との連携、コンプライアンス、安全基準面等、様々な課題をクリアした。そして誕生したのが、世界で初めてのSDGsつり革とSDGsラッピングバスであった。






【現在までの実績とこれから】
6月26日、本年度近畿地区大会が開催された亀岡の地で、初のSDGsバスの出発式が行われた。
亀岡市長、京阪京都交通(㈱)、松田会長、そしてこのつり革プロジェクトを考案した大学生が参加しました。






考案者の1人 小猿泰志さん


近鉄バス社長 塩川耕士さん

9月4日、東大阪市 近鉄バス株式会社布施営業所にて第二回SDGsバス出発式を開催。あべのシャトル線を運行するバスの一台をラッピングし、車内にはSDGsの広告とSDGsつり革を取りつけたバスの出発式が開催されました。近鉄バス株式会社、青年会議所メンバー、近畿大学生が参加しました。

徐々に近畿地区協議会のSDGs推進運動が伝播しており、各地LOMからも事業の協力依頼がきております。国民の方々のSDGsへの取り組みと認知度向上を目指し、引き続きSDGs推進事業を展開して参ります。

次回は神姫バス(兵庫県 姫路駅前)で出発式を行う予定です。

【出発式でのコメント】
亀岡市長:亀岡市でも「かめおかプラスチックごみセロ宣言」を行い、SDGs推進に取り組んでおります。今回は青年会議所様に非常に良い機会をいただきました。亀岡市コミュニティーバスをSDGs化することにより、更に多くの方々に現在の問題とこれからを考えてもらう機会にしたい。

近鉄バス株式会社 塩川社長:1年前に青年会議所様よりSDGsバスの話を伺い、まずはSDGsについて社内で共有できるように体勢を整えました。そしてようやくSDGsバスが実現したわけですが、まずは多くの市民の方々に知っていただき、ひとりひとりがどのようなことができるのかを考えるきっかけとしていただき、その動きが幅広く展開されることを期待しております。SDGsを知るきっかけを作って下さいました青年会議所様に感謝しております。

 学生:つり革がSDGsの模様だったら・・と当時は漠然とした考えで青年会議所さんにお話をさせてもらったのですが、今ではつり革からSDGsつり革プロジェクト、さらにSDGsバスプロジェクトにまで進化・発展してもらえました。青年会議所さんのパワーで次々と多くの人々を巻き込んで下さり、僕達だけでは決して実現できなかった「想いを形」にしていただけました。今回の経験を吸収して、更にSDGsを絡めた新しい事に挑戦していきたいと思っています。

Text by 西田快人, Photo by 小倉康宏