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「サマーコンファレンス2019」を横浜で開催

2019/09/19 15:00

梅雨明けを待たずに夏の暑さが訪れた7月20日、21日の両日。みなとみらい地区のパシフィコ横浜では、恒例の「サマーコンファレンス2019」が開催され、来場者は4万人を超えた。

2019年度のテーマとして掲げたのは「World SDGs Summit」。日本JCが本年度の最重要課題に設定し、数々の企業・団体と進めてきたSDGs(持続可能な開発目標)への積極的な取り組みの成果が、フォーラムや工夫を凝らしたイベントで表現された2日間となった。

数々のファンクションは、すべての人々の幸福を目指すSDGsにふさわしく、家族全員で楽しめるようなプログラムが多かったのが今年のサマコンの特徴。SDGs Parkには2日間で延べ約1万4000人が来場し、集まった多くの子供たちの歓声や笑い声で満ちあふれていた。

議論を深める有識者によるセミナーフェスティバルは従来通り白熱し、一方で円形広場では老若男女が気軽に楽しめるストリートラグビーが行われた。さらに、会議センター室内では、障害のあるなしにかかわらず楽しめるeスポーツの催しが開催されるなど、すべてが人間の多様性を前提にしたプログラムが多かった印象だ。

「SDGsは楽しい」。SDGsを完成させる子供たちへ

今年のサマコンでは「SDGs Park」と題した、さながらテーマパークのようなスペースが用意された。そこで繰り広げられたのは、子供たちに向けた数々の体験型ワークショップや、VRゲームによる環境問題の疑似体験など。楽しみつつSDGs体験を可能にするイベントが目白押しだった。

中央奥にはステージセットが組まれ、SDGsを積極的に実践する企業、個人などがパネリストとして参加する公開セッションが続々と行われた。そこで語られていたのは、クラウドファンディングによる豪雨被害の農家の救済から、中小企業の育休義務化についての経営者、従業員、経験者による熱い議論、ペッパーくんとのSDGsネタの子供向けクイズイベントなど、バラエティに富んだ内容だ。

ほかにも青年経済人の集まりであるJCならではの、ビジネスとしてのSDGsについても語られた。少子化問題に対応する婚活ビジネス、「EARTHMALL with JC」と題された調査発表では現代の消費者行動の調査結果が本邦初で公開された。フィナーレには大型鯉のぼりをクレーン車で掲げるイベント「ハローキティと17色の鯉のぼりをあげよう」を実施。人気曲「パプリカ」とともに掲揚された雄姿に、子供たちの歓声が止まらなかった。

SDGs Park 全景

Text by Ryoichi Shimizu / Ayano Yoshida