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ビジネスリーダーの流儀 vol.8「サングラス」

2019/08/28 15:00

ヒト、コト、モノの間には、人生を豊かにする様々な物語がある。 粋人とデータからビジネスリーダーが身につけるべきたしなみを学ぶ──。

白山眼鏡店の代表がレジェンドとの逸話を語り、デザインについての独自の判断基準を披露する

ジョンが惚れ込んだサングラス

長時間屋外で日差しを浴びた一日の終わりには、普段よりも強い疲れを感じることがないだろうか。

その要因のひとつは、紫外線が角膜に炎症反応をもたらし、自律神経を刺激するためと言われている。まだまだ暑さが継続するこの時期、紫外線から目を保護してくれるサングラスは必需品である。掛けるのであれば、ビジネスリーダーたるもの物語のある銘柄を選びたい。

今回は、白山眼鏡店の代表取締役・白山將視氏に特別なストーリーを聞かせていただいた。ジョン・レノンが愛用したメガネのデザインも同氏が手がけている。

「1979年の夏、友人のブティックにディスプレイされていたのを見て気に入っていただけたのがきっかけです。彼から連絡がありジョンが滞在していたホテルにメガネをお持ちしました。選ばれたのは78年にデザインしたモデル、メイフェアです。色違いで3本、それぞれに異なるカラーの度入りレンズを組み合わせてほしいとのオーダーでした」(白山氏)

時を経た現在も判断に狂いはない

75年にオリジナルフレームの第1号を誕生させてから、これまでにおよそ500型(玉型バリエーションを含む)を生み出してきた。現在は、約120型を展開。

白山氏の感性でラインナップを入れ替えつつ、新たな提案を続けている。新作ばかりでなく、過去の作品をアレンジすることもある。

「ジャケットの着丈には時代の気分が反映されるので、〝長すぎる〟または〝短すぎる〟と感じることがありますよね。眼鏡の場合、レンズが入ったフレームの縦幅(※上部から下部までの長さ)が気になります。縦幅を含めた全体のサイズ感は大事な要素だと思っています」(同)

70-80年代のファンションアイコンでもあったジョン・レノンからも熱烈に支持された白山氏の判断は、時を経た今も狂いがない。洒脱に掛けこなして、男も女も自身の存在感を磨きあげていきたいものである。


レンズ選びも醍醐味

現在、白山眼鏡店で提供されているサングラスのレンズは濃度の違いも含めて約35ものカラーバリエーションがある。その中には同店がオリジナルで調合したというカラーが存在し、青竹色、草色、柳、瑠璃、墨黒のように和名を与えたものまで用意している。フレームの形や色を選び、レンズの色について思案するのも楽しい。



白山眼鏡店 WALLS渋谷

住所|東京都渋谷区神宮前6-18-17
Tel|03-5468-0397
営業時間|11:30〜20:00(平日)、11:00〜20:00(土・日・祝日)
http://hakusan-megane.co.jp

Text by Kuniryo Kiyoto | Photographs by Kayo Igarashi