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SMILE by WATER ~すべての人々に安全な水を SDG'sGOAL6達成に向けたパートナーシップ締結~

2019/12/30 11:37

公益社団法人日本青年会所(以下日本JC)では、2016年よりアジア各国に「安全な水」を届ける「JCI SMILE by WATERキャンペーン」を行っています。
2019年7月19日に気候変動や人口増加などの諸問題に対応する為、韓国、モンゴル、フィリピンの代表と日本青年会議所を代表して第68代会頭鎌田長明氏が議長となり問題解決を行うために2019年7月19日サマーカンファレンスにて会議を開催した。

【テーマ1】
各国で認識している諸問題およびどのように取り組むかを議論した。

・韓国代表
地下水は社会全体の共有物いう認識があり、近年発生している雨不足や爆発的な人口増などの問題を抱えながら制限なく水資源を使用しておいます。地下水をはじめとした水資源を有限の資産として認識を改める必要性高まっている。

・モンゴル代表
水は供給・衛生の問題と直結しており、喫緊の課題です。モンゴルは広大な国土を有し、供給網を確保していくことが課題となっている。現状のモンゴルでは各地方では井戸を水源として使用しています。
近年発生した大規模洪水により一部の地域内では40%以上の井戸が汚染され使えなくなってしまった。そのため、近くの自治体から水の供給車を使用して臨時的に水を供給するという状況が1か月以上も発生しました。
こういった災害に対応した井戸やインフラを整備していくことが課題となっています。

・フィリピン代表
人口爆発により供給網の整備が課題となっている。現況では安全で清潔な飲料水などは一部の富裕層しか整備ができていないという状況であり、多くの貧困層では安全な水が十分に提供されちないという状況が課題となっています。
政府が主体となって取り組もうことが必要な状況です。

・日本代表
日本は食料輸入国では間接的に各国の生産した食物を使用している現状は各国の水を間接的に消費している問題があり、各国の水の問題は自国の問題があります。地域の問題を世界的な問題とらえ自国が間接的に消費するいわゆるバーチャルウォーターの消費問題を積極的に各国取り組んでいきます。

【テーマ2】
各国では具体的にどのようなアクションを行っており、国際貢献できるのでしょうか?

・フィリピン代表
国としては現状資源が豊富で豊かな国になりつつあります。しかしながら政府の汚職などにより水インフラに充分な資金を供給ていない問題があります。
政府が本来果たすべき責任を行うことが本来のあるべき形ではあるが、現状課題の解決に至る行動が行えていません。
国連をはじめ世界の機関へ民間から訴えかけ、政府への働きかけを行うことが課題解決の第一歩となるのではないでしょうか。

・モンゴル代表
2030年までに水インフラを整備していくことを掲げています。例えば2020年までに1万カ所の整備された井戸を供給する計画があります。
モンゴル政府はNGOや各国際機関との連携により推進しています。しかしながら推進するにあたり様々な課題が出てきます。個々人の取り組みの差も顕著であり、一人一人の意識の向上と取り組みが必要な状況です。

・韓国代表
市民の一人一人が水資源が有限のものであるという事を認識することが重要であると考えます。お隣の先進国日本でもインフラが整備され、蛇口をひねれば水が出てくるという状況では同じような意識なのではないでしょうか?
意識を変える為、アフリカ等の発展途上国の水不足などの状況を自国民に訴えることにより有限の資源であるという意識を広めていく活動を行っています。
また、韓国では発展途上国の水管理の担当者を自国に呼び、水資源、インフラ、地下水管理、再生可能資源の運用などを中心として教育を行い、地下水を無分別に使用してしまうような課題を未然に防ぐ取り組みを各国に向けて行っています。
また、地下水開発などの取り組みも韓国青年会議所など国際機関を通じて取組を行っています。

・日本
やはり安定的に提供されたインフラにより、使いすぎてしまう問題があります。あらためて「もったいない」という意識を持つことが重要となります。
2016年より「JCI SMILE by WATERキャンペーン」を行いアジア各国に行います。積極的にアジア各国の水問題に取り組み各国と連携して諸問題の解決に取り組んでいます。


【まとめ】
各国それぞれの状況により課題があるといえます。その中でも各国の主な問題は
 フィリピンでは政府への提言が必要
 モンゴル衛生教育、水問題の教育が必要
 韓国では 水の使用に関する意識教育が課題
 日本では、もったいないという意識の教育が改めて必要という事と国際的な連携が必要

全体として水に対する意識の醸成が必要であると言える。国際的な連携が必要であり、開発の高い国から開発度の低い国への協力、開発途上国への訪問により意識の向上を図ることが必要です。
青年会議所としては世界的に水に対する意識の向上を行い国際的な連携を行うことを結論としてまとめさせていただきます。


会議の締めくくりとして参加した各国と緊密に連携し、パートナーシップを締結した。議長がSDG’S GOAL6達成に向けた宣言を行い会は盛会の内に終えた。
筆者としても身近な水資源としての課題を会の参加により改めて認識することができた。各国との連携により、今後の水資源に対する課題の解決とGOAL6に向けた取り組みとなるよう切望する。

Mitsuru Kihira