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誰もが今から取り組める日本の最重要課題 「ゴール5 ジェンダー平等を実現しよう」

2019/07/17 15:00

日本のSDGs達成ランキングは、156か国中、15位。
ゴールナンバー毎の達成度を評価したものを確認すると、目標を達成されていると評価されたのは、
「ゴール4 質の高い教育をみんなに」のひとつのみ。
逆に達成度の低いゴール番号は、「ゴール5」、「ゴール12」、「ゴール13」、「ゴール14」、「ゴール17」といわれています。



その中に、国連が最も重視しているゴールナンバーがあります。
それは、「ゴール5 ジェンダー平等を実現しよう」です。
全てのゴール達成には、このゴール5なくしては、達成できないという考えからくるものです。

日本でも大きな課題であるジェンダー問題を知ってもらい、解決に向けて一人でも多くの人に行動してもらうことの大切さを国連女性機関UN Women日本事務所長の石川雅恵氏が今年2月に開催されたJCI金沢会議2019の「UN Womenフォーラム-HeForShe-」で語っていました。



女性に対する差別解決の視点で語られることの多い、「男女平等」。しかし、SDGsのゴール5と
UN Womenが目指す「ジェンダー平等」は、

「男だから」
「女だから」
「トランスジェンダーだから」

そういうことで弾き飛ばされるような社会ではなくなっていく為の「平等」と話す石川氏。
生まれ持った性別、体等に関わらず、すべての人が「平等」であること。
これこそが「ジェンダー平等」の本質であると。

また、日常の会話において使われることも多い、

「男なら泣くな!!」
「女の子らしくしなさい」
「女々しい」

等の言葉も使われることのない社会。
それがジェンダー平等の実現した社会ということなのではないでしょうか。

ジェンダー平等とは、男女差別とはという観点からまずは説明していただき、来場者に理解してもらったうえで、実際の行動、運動の部分、「HeForShe」についてお話しいただきました。

「正直、英語でさっぱり意味がわからない。そう思われる方がいても仕方ないと思います。
そして、『彼女の為の彼』と直訳されることから、やっぱり男性が女性への差別を無くす為の活動なんでしょ?! と言われます。」と我々が感じた印象をストレートに共有し、そのうえで「ジェンダー平等」=「HeForShe」とは? を教えてくれました。

HeForSheとは、UN Womenによる、ジェンダー平等のための連帯運動です。世界中のすべての人がジェンダー平等の実現のために参加し、変革の主体となれるよう、体系的なアプローチとそのためのプラットフォームを提供しています。



2014年9月20日に潘基文国連事務総長(当時)とエマ・ワトソンUN Women親善大使により発表されて以来、各国首脳やCEO、世界的な有名人、そしてあらゆる階層の人々を含む世界中のたくさんの賛同者がHeForSheに署名しました。2019年7月現在、世界中で200万人以上がHeForSheに署名しています。
HeForSheの活動を知り、署名することが「誰でもできる」、「今すぐにできる」、世界中で様々な形で起きている「ジェンダー不平等」を解決する第一歩となるのです。
HeForSheの親善大使を務めるハリウッド女優エマ・ワトソン氏も「どんな小さなことからでも十分なのです」と世界中に呼び掛けています。
署名の数が集まれば集まるほど、「世界中でこんなに沢山の人達が活動に賛同している『HeForShe』って一体何なんだ?」と注目を集めることは間違いありません。
「まずはジェンダー平等に出会い、本質を知り、立ち上がる人が増えていくことが、多くのジェンダー不平等の解決への第一歩になるのです」と石川氏はおっしゃっていました。
SDGs実現にはまず、アクションを起こすことが大切ではないでしょうか。
あなたも一緒に、HeForSheに参加してみませんか?

HeForShe 賛同サイト https://www.heforshe.org/ja

Text by 平尾尚之