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世界ではこんなことがありました vol.4「血液をドローンで輸送 デジタル革命、アフリカで急拡大」

2019/07/26 15:00

この1年で世界を2周以上している2019年国際アカデミー委員長の渡部雄一郎さんが、世界を回り、世界中の人との交流を経て感じた「世界のリアル」をお届けするシリーズ「世界ではこんなことがありました」。

第4回は、「血液をドローンで輸送 デジタル革命、アフリカで急拡大」についてです。

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西アフリカ・ガーナの企業が製造したドローンは今、輸血用の血液を運んでいる。道路などのインフラが整備されていなくても、山や谷を越えて必要な場所に届けられる。携帯電話のショートメールを使った送金サービス「M―PESA(エムペサ)」が普及したケニアでは、人々の生活が様変わりした。
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■アフリカのビジネスチャンス
アフリカの人口は2050年には20億人まで増加すると言われていて、都市人口は世界最大になります。中間層と高所得層は25年までに1億人に達します。最後のフロンティアと呼ばれているアフリカ。日本からの距離で考えれば非常に遠く、文化も習慣も全く違うエリアかもしれませんが、この超巨大マーケットで新たなビジネスチャンスを模索してみても良いのではないでしょうか。


■デジタル革命がアフリカをどう変えたのか
「リープフロッグ(カエル跳び)現象」というものがアフリカ圏でおきています。例えば、これまで通信インフラが貧しかったエリアでは、固定電話などのインフラを越えていきなりモバイルインフラが普及するといったような現象です。
そして、モバイルマネーでM-Pesa (エムペサ)というサービスがアフリカで大きく普及しています。携帯電話の急速な普及を契機として、アフリカ圏では金融、医療などの様々な分野での産業革新や生活改善が始まっていて「モバイル革命」と呼ばれています。
インターネット普及率はまだ35%程度であり、これからインターネットが普及するにつれてアフリカ経済圏はより活性化していくのではないでしょうか。


■Global to Localを学ぼう
日本JCが毎年開催をしている、第32回国際アカデミーいよいよ始まりました。今年の国際アカデミーのテーマは「Work Together!」です。
今、軽井沢の地には世界76ヵ国から各国青年会議所の未来のリーダーたちが集まっています。これから1週間の時間を共に過ごし、共にグローバルに活躍できる人材へと成長していきます。
アフリカ圏からは15ヵ国の参加者が来ました。アフリカの地域には様々な課題が山積しているはずでありますが、世界の力でそれは変えられるはずです。つまり、「Global to Local」の考えが、SDGsを達成へと近づけます。今回の国際アカデミーでは、そのベストプラクティスである「Global to Local」の考え方を学んでいただき、共に学び、共に成長し、共に世界を変えていける人材となります。
Work Together!

Text by 渡部 雄一郎