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外に出てみよう。人との出会いが人生を変える。

とにかく外に出てみよう。人との出会いが人生を変える。

2019/05/04 15:00

SDGsのゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」にも挙げられている通り、世界の問題を解決するための様々な活動がされている現在、それを加速させ、効果を最大限にするために、団体、自治体の連携を強めていくことが求められている。また、日本の国際化が求められながらも、なかなか進まない現状をどうしていけばいいのか。今回は、国際的に活躍されている俳優・プロデューサーで、非営利公益法人「国際キフ」の代表も務められている小山田真さんにお話を伺った。

 

小山田真さんは1982年3月10日出生。岡山市生まれ育ち。ハリウッド俳優・プロデューサー、起業家、フィランソロピストとして世界で活躍している。


koyamada

石田 全史(以下:石田):映画の世界でもご活躍されております小山田真さんですが、日本からハリウッドへ行き、最初は不安に感じたり問題の連続だったと思います。それでもハリウッドへ行く覚悟ができたのは、どうしてでしょうか。

小山田 真(以下:小山田):子供の時から俳優になることに憧れていて、中学校を卒業する頃にはアメリカに来て夢を叶えたいと考えるようになりました。どれだけ夢を叶えたいかという情熱が、覚悟につながっていくのではないでしょうか。


石 田 
:夢を叶えるために、目的や目標を持つことが大切だということですね。


小山田
:今の時代、目的や目標を持つことは難しいですけどね。高校生が目標・目的・夢を持たず、そのまま社会の流れで大学に入って、そこで決
めればいいかなって。だけどその流れで就職して、「あ、だめだった、だから退職しよう」となったら、結局10年ぐらい損してしまう。


石 田
:とりあえずは、進学しなくてはいけないと思って進学している人が多いように感じます。これもひとつの問題であると思います。


小山田
:僕は、20代はやりたいことはすべて経験して、30代になれば少しずつ道が絞れて来るから、40代は絞られたものを強化すれば良いかなっていう考えでした。


石 田
:アメリカから見た日本や日本人は、どのように見えるものなのでしょうか?


小山田
:もう少し日本人には外に出てもらいたいですね。日本はとても平和で、安全で、環境もそろっています。でも、このままでは日本はより良くはならないですよね。どんどん外国人観光客や外国人のスタッフを入れないといけない。これはもう、まさに日本の少子高齢化という危機がそうさせていますよね。


石 田
:日本はどちらかというと世界から取り残されていきそうな危機感を持っています。10年ぐらい前は、日本にくる外国人観光交流人口は1000万人に達していませんでした。しかし、ここ近年の間に3000万人を越し伸び続けています。世界からの需要を感じながらも、まだまだ世界と繋がれていない、グローバルな視点で世界を見たら、可能性が広がることを伝えるのは難しいのでしょうか。


小山田
:関係がないことをやっていても、関係がない人と付き合っていても、結局は世の中って全部繋がっているんですよね。お金がなくて海外に行きたくても行けない人は、地元や地方でやっている国際交流にどんどん参加してください。きっかけ作りになると思います。自分が考えている国のイメージと、実際にアメリカ人と会って、その人から直接その人の地元の話を聞くと、イメージがころっと変わると思います。例えばNPO団体「キフジャパン」のイベントにどんどん参加してもらって、ネイティブの人と交流してもらって、そこで成長できるでしょう。言語も勉強して、どんどんネットワークを広げて、そういった民間交流を通じて、その国に行ってみようとなる。日本人は、外に出るハードルを自分で高くしていることろがある可能性がありますよね。


石 田
:なるほど、身近な国際交流ができるということですね。人との出会いを大切にすると、また違った出会いがどんどん生まれてくる。初めからそれが何かの利益につながると思って付き合うのではなくて、無心で人と接することで、結果的に幅広いネットワークにつながっていっていくということですかね。


小山田
:まさにそうで、「俳優だけどいろいろやっていますよね」とか、「なんでやっているの?」とよく言われていました(笑)。俳優業と関係がないチャリティー活動に参加して、様々な人に会い、様々な話を聞くことによって、それが自分の知識に繋がります。知識や情報は宝じゃないですか。それが経験として積み重なっていって、いつの間にかネットワークが広がっていて、自分のビジネスに繋げられるようになる。つきあう人脈って経営者にとってすごい重要です。それを考えて日本JCに参加している人も少なくはないのではないでしょうか。


石 田
JCの活動も、個人の直接的利益に繋がらないと思いますが、様々な価値観だったり、他の地域の人との出会い・気づきが、自分を成長させてくれます。それを小山田さんは、世界を舞台にできることは、素晴らしいことだと思います。


小山田
:やっぱり、1回外に出ると良いと思います。金沢会議で国際キフ(KIF)と国際青年会議所(JCI)が提携を結びました。この6、7年、キフジャパンは日本国内で様々な国際文化交流事業をやってきましたが、これに日本JCのメンバーを中心に参加してもらい、パートナーシップを広くしていけば、相互のメリットに繋がります。日本JCでは、女性をもっと増やしたいという思いもあると思いますが、キフジャパンでは、女性を対象にしたイベントも数多く行ってきました。そこにJCも協力してくれれば、女性の会員を増やすきっかけにもなるのではないでしょうか。だからこういったパートナーシップを組んで、進めていくと良いかなと思います。


石 田
:互いの持っている力を組み合わせていけば、最大限の効果を発揮できそうですね。