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子供たちの土俵Vol.2 ~初のわんぱく相撲女子全国大会 開催!~

2019/05/23 15:00

 2019年、ついにわんぱく相撲の女子全国大会が開催されることになった。

 わんぱく相撲の地区大会では、男子と共に女子の部が開催されているところも多い。しかし、今年まで女子の全国大会は開催されてこなかった。

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                                                                                 (地方予選の光景)

 その理由は運営面や金銭的な問題に加えて、わんぱく相撲が単なるスポーツ大会ではなく,文化継承や子供たちへの伝統教育を掲げていることに理由がある。

 全国大会の土俵では、取り組みの前に「土俵祭り」という国家の安泰、五穀豊穣を祈念する神事が執り行われる。相撲が一つの神事と密接に関係してきた伝統と文化を伝えるため、わんぱく相撲でもこの神事を大事にしてきた。土俵祭りのあとには女性が土俵上にあがることができないという、神道的考えと明治以降の伝統を重んじ、女子の全国大会は開催されてこなかった。賛否はあるかもしれないが、現時点ではその伝統を伝える価値があるというのが主催者側の立場だ。

 男女平等が叫ばれて久しい現代において、男女で取り扱いに違いを設けるべきではないと、わんぱく相撲についても女子への門戸開放を求める意見が各所から寄せられていたことも事実。男女を問わず日本一を目指し、伝統を学ぶ機会を作れないかと数年前より模索を続けてきていた。

 このような声をうけ、(公社)東京青年会議所は今年からわんぱく相撲女子大会を開催することを決めた。これは,地区予選を勝ち上がった女子にも優勝を争う場を持ってもらうため,女子のための全国大会を開催するものだ。

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                                                                      (地方予選の光景)

 2019年8月25日に、葛飾区帝釈天での祈願祭・開会式のあと、奥戸総合スポーツセンターエイトホールにて、第1回わんぱく相撲女子全国大会が開催される。
 2014年に台湾の高雄市で開催された世界女子ジュニア相撲選手権大会で日本人初の優勝を飾った女子相撲選手の野崎舞夏星(のざき・まなほ)選手もわんぱく相撲静岡大会を二連覇している。ただ、全国大会には出場していない。スポーツを愛する気持ち、相撲を楽しむ気持ちに男子にも女子にも違いはない。全国大会優勝の称号を得る機会のなかったなかった女子にも、ついにそのチャンスがやってきた。

 これからの時代を切り拓いていく、その象徴にふさわしい初代わんぱく相撲女子横綱に輝くのは一体誰なのか、大会の様子から目が離せない。

 わんぱく相撲や女子全国大会について、くわしくはこちらから

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Text by Marie Mitarai