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女子児童に手作り生理用品をプレゼント

NEXT DOOR Project~学校にいけない途上国の女の子たちへ~

2019/05/09 15:00

アフリカの発展途上国では多くの少女たちが生理期間中に学校に登校することができないのをご存知でしょうか?

 

【発展途上国では生理になると学校にいけない】

発展途上の多くの国々では日本では当たり前の使い捨ての生理用品を購入することができません。生理用品は現地では収入の10分の1にもなることもあり、購入することができない家庭がほとんどです。代用品として古い布や、バナナなどの植物の葉っぱで代用しています。それらの代用品ではきちんと機能しない事が多く、学校で漏れてくる心配や、男子生徒にからかわれる等で生理期間中は学校にいかなくなるのです。

その数は全体の約半数にも及ぶとも言われています。

学校で教育を受けることがよりよい仕事に就ける近道であす。学校にいけないことが貧困から抜けだせない原因の一つであることを考えると、女子児童や女子学生が女性という事であるだけでハンデキャップを負うこととなっているのです。

 

【有志のメンバーで生理用品を届けるNEXT DOOR Project発足】

そうした中、ケニアで現地のトイレ環境の整備に携わり、現地の状況を目の当たりにした株式会社LIXILでは、有志のメンバーが生理に関する正しい知識と衛生的な生理用品を提供する活動を行っています。

 

NEXT DOOR Projectの活動内容」

(1)株式会社LIXILの社員向けに発展途上国の女子児童の生理問題を知ってもらうイベントを開催
(2)上記イベント開催時にサポーターを募り生理用品キット(布ナプキン、ショーツ、石鹸、教育冊子)と男子児童向けにパンツ(プレゼントする際に正しい生理の知識を教育)を購入するための資金を集める
(3)メッセージと共に現地のNPOを通じて子供たちにプレゼント
(4)プレゼント時に生理に関す知識や性教育を行う 

この(1)~(4)サイクルを回し続けているのです。

これまでの寄付金は累積で2,229,561円となり、620人の女子児童を支えることができました。また、201810月の社内イベントでは125名もの社員が自らの手で200人分の布ナプキンを手作りし、性教育と共に現地へ届けました。

 

NEXT DOOR Project5年目へ 今後は?】

2014年から開始したプロジェクトは今年で5年目の節目となります。

プロジェクトのメンバーに今後の目標をお伺いしました。

「継続することが目標です。子供たちは成長してまた次の子供たちが問題に直面する。継続して続けていくことでいつか手作りナプキンのノウハウを伝えて、プレゼントをもらった女の子が母親となった時に子供たちへ正しい生理用品の作り方や知識を伝えてもらえるようになればいいなとおもいます。そのためにも活動の拠点を増やしてサポートしてくれる仲間を増やしていきたいと思っています。」

 

発展途上国で衛生的なトイレを普及する活動をしている株式会社LIXILの活動の中で気づいた現地の発展途上国の現状を有志メンバーの手弁当で改善につなげてきているのが驚きである。活動も5年目という節目。より長く続けて頂き、プレゼントを貰った子供たちがいつか大人になり、またその子供たちに伝えられていく。そんな未来が近づいてきているのではないだろうか。遠く離れたケニアの地で小さな取り組みが着実に広がってきている。