• HOME
  • 金沢会議レポート「GLOBAL GOALS IN ACTION - BETTER SOCIETY, BETTER LIFE -」

金沢市内に設置されたSDGsオブジェ(金沢21世紀美術館)

金沢会議レポート「GLOBAL GOALS IN ACTION - BETTER SOCIETY, BETTER LIFE -」

2019/03/24 13:00

今年で第4回目を迎えたJCI金沢会議。2015年の金沢宣言からいくつものSDGsの達成に向けた施策を行ってきた日本JCは、昨今の日本のSDGsの盛り上がりに一役をかっている団体である。より精度の高いSDGs実行プランの紹介、さらにはSDGsの研究成果発表など、JAYCEEは金沢の地でSDGsが確実に進化していることを体感し、日本JCが見据える2030年のゴールのために、それぞれがやるべきことをより明確にしたはずだ。

公式記者会見/オープニングセレモニー

2019 JCI金沢会議は、2月22日に北國新聞赤羽ホールで行われた「公式記者会見」で幕を開けた。本会見はJCI事務総長であるアレイ・オベンソン氏を司会に据え、鎌田長明日本JC会頭、アムザット・フセインJCI常任副会頭、仲泉拓郎金沢JC理事長、さらにSDGs推進に向けたタイアップ宣言に署名をした外務省より、国際協力局の甲木浩太郎氏が出席。SDGsのゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」を中心テーマとした本会議の趣旨を説明した。また、記者会見後にはJCIと米国非営利公益法人米国コヤマダ国際機構との団体締結の署名式も行われ、同財団会長で、俳優としてもハリウッドで活躍する小山田真氏が登壇。署名を終えた後、アレイ氏と固い握手を交わしていた。

続くオープニングセレモニーでは、JCI各国会頭や「日本の女性力フォーラム」でご講義いただく寛仁親王妃信子殿下も参列なされた。谷本正憲石川県知事と山野之義金沢市長からは同県の次世代産業創出にかける想いや、JCと力を合わせてSDGs達成に向けて取り組んでいく期待を交えたスピーチをいただいた。最後に鎌田会頭が登壇し、セミナー・フォーラムも過去最多数となる今回の金沢会議の開会を宣言。熱気に満ちた幕開けとなった。

日本JCプログラム/河野太郎外務大臣による基調講演

日本JCは今年1月に外務省とSDGs推進におけるタイアップ宣言を果たしており、本金沢会議では河野太郎外務大臣による基調講演が行われた。かつて平塚JCに所属していた河野大臣は、自身のJC時代の思い出とともに「日本政府が考えるSDGs推進について」というテーマで話を始める。MDGsからつながるSDGsの経緯やその意義を自身の体験談やユーモアを交えながら話し、会場からは笑い声が上がる一幕も。また、「ジェンダー平等」については女性が活躍するロールモデルが必要となるとし、JCにもその役を担ってもらいたいと激励する。

ほかにも、ゴール6「安全な水とトイレを世界中に」達成のためにJCが取り組んでいる「SMILE by WATER」プロジェクトなどを引き合いに出しながら、「SDGs達成に向けて、一律で使える解決策はなく、それぞれに合った解決策を提供するため、一人ひとりに光を当てること」が肝要だと話した。一見達成困難にも思えるSDGsだが、JCと足並みを揃え一丸となって取り組むことで状況を大きく動かせるだろうと、その期待を明らかにしていた。最後には、河野大臣と鎌田会頭、アレクサンダー・ティオJCI会頭の三者が、SDGsの名のもとに固く手を結んだ。

日本JCプログラム/SDGs CONFERENCE

SDGsゴール5への取り組みは、ジェンダーギャップ指数で110位(149カ国中)の火急の課題。JCIの各国メンバーが集い、サミットスタイルで「ジェンダー平等」の議論とアクションプランについて話し合いが行われた。各国のJCIメンバーが自国での女性活躍の状況を語るなか、日本JCからは東京ブロック協議会の溝呂木奈美会長(あきる野JC)がスピーチを行った。鎌田会頭が日本JCのアクションプランとして、女性のリーダーシップ登用を提言した。

<ジェンダー平等の実現にむけた日本青年会議所のアクションプラン>

・IT技術によって女性の働きやすい職場をつくるとともに、女性がITの活用方法を学ぶ場をつくります。
・女性のリーダー教育の機会をつくり、青年会議所の活動を改善して女性の会員を拡大します。
・両性がともにジェンダーの問題解決に取り組めるよう“HE FOR SHE”運動を推進します。