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スマイソンのトラベルブリーフ

ビジネスリーダーの流儀 vol.2 「鞄」

2019/03/22 13:00

ヒト、コト、モノの間には、人生を豊かにする様々な物語がある。粋人とデータからビジネスリーダーが身につけるべきたしなみを学ぶ――。

オーセンティックで 革新的なブランド

”上質なライフスタイル”を提案する英国ブランドを扱うヴァルカナイズ・ロンドンのマーケティングマネージャー・井上雅士氏に、ビジネスパーソンとしてのクラス感が上がる鞄を4つご紹介いただいた。

イギリス製ブライドルレザーを使ったハンドメイドがウリのスウェイン・アドニー、英国王室御用達のスマイソン、特殊紙に何層もの樹脂を圧着したヴァルカン・ファイバーという素材が特徴のグローブ・トロッターといったブランドが並んだ。

「英国ブランドが面白いのは、流行り廃りのないオーセンティックさと同時に、アヴァンギャルドさも兼ね備えているところ。今回ご紹介した3ブランドはいずれも、出自としては文具や馬具を手がけており、それぞれの分野で培った職人の技術をビジネスバッグに取り込むことで革新的と評されたブランドなのです」(井上氏)

スウェイン・アドニーとグローブ・トロッターはクラシックなスタイルで、若い世代が持っていても自分を格上げして見せることができる。スタイリッシュでモダンなデザインが特徴的なスマイソンは、現代的なスーツスタイルにしっくりくるだろう。

流行に左右されないイギリスの哲学

イギリスにはものを長く使う文化が根付いており、その哲学はSDGsが掲げる「持続可能な生産消費形態」とも通ずるところがある。

「これらの鞄は、流行に左右されないシンプルでエレガントなデザインです。そのため、いついかなるシーンにおいても、ビジネススタイルに合わなくなることはないブランドだと思います。

弊社ではリペアも行っていて、お子さんやお孫さんの世代にまで受け継いでいくことができるのです。多少の傷や汚れがついたとしても、修繕などをして長年愛用することでオリジナリティを出していく。ひとつのものを大切にしていくというのはイギリス独特の文化であり、昔の日本人の感覚とも通ずるところがあると思います」(同)

伝統のあるブランドを選ぶことはSDGsにもつながっているのだ。


(左)スウェイン・アドニーのフラップ付きブリーフケース

ブライドルレザーは使い込んでいくにつれ、手になじみ艶感が出てくる。真摯さがうかがえ、ビジネス相手からの印象も良い。 31万円、W39.5×H29.5×D7.5cm

(右)スマイソンのトラベルブリーフ

トレンド要素を備えながらも、大容量で短期のビジネストリップにもうってつけ。クロスグレインレザーは傷も目立ちにくい。(ラージ)18万2,000円、W42×H31×D9cm(スリム)14万9,000円、W40×H30×D6.5cm


(左)スマイソンのトートバッグ

機能性が重視され、デイリーユースで重用されるスタイル。女性でも持ちやすく、手入れが楽なのもうれしいポイントだ。 12万8,000円、W46×H29.5×D13.5cm

(右)グローブ・トロッター×ターンブル・アンサー×スウェイン・アドニーのアタッシュケース

天然由来の素材を使っており、経年変化を楽しむことができる。堅牢性も高く、信頼感のある鞄といえる。 30万円、W41×H35×D12cm

Photograph by Takao Ota